関内大通り公園特設テントで「劇団唐ゼミ★」公演

「鐵假面(てっかめん)」より(撮影:Takaci Hirano)

「鐵假面(てっかめん)」より(撮影:Takaci Hirano)

  • 0

  •  

 「劇団唐ゼミ★」(横浜市保土ヶ谷区)は7月21日、22日の2日間、関内大通り公園特設テントで唐十郎さん作・監修による「鐵假面(てっかめん)」を上演する。

[広告]

 同劇団が2007年のメーン公演として掲げるもので、ワーキングプアの若者たちが登場して、格差社会の問題につながる格闘を描いた作品。出演は中野敦之さん。公演は「汚辱の下流を生きる者たちによる聖なる祭典」をテーマに「都市の最も俗っぽい場所」として劇団が選んだ関内に決定した。これまで川崎、池袋で行われ、約600人を動員した。

 開催は19時~21時。チケットは、前売り=2,200円、当日2,600円。

 「劇団唐ゼミ★」は、1997年から横浜国立大学で舞台芸術論を講じた唐教授のゼミナール「唐ゼミ」を元に2000年に発足し、主に仮設テント劇場で公演を行ってきた。中心メンバーが卒業後も劇団に留まり、同大学に拠点を置きながら活動していたが、2005年3月の唐さん退官後に「劇団唐ゼミ★」と名称を改めて大学から独立し、プロの集団として活動を始めた。

劇団唐ゼミ★関連記事(「劇団唐ゼミ★」が帝蚕倉庫跡地の青テントで公演)

  • はてなブックマークに追加

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース