
「メルパルク横浜」(横浜市中区山下町)跡地の一部に、横浜都心臨海部における新しいにぎわい・交流空間「JP BAYSIDE HUB」が11月1日にオープンする。
日本郵政不動産(東京都千代田区)が大成建設を代表法人とする一般社団法人Park Line推進協議会と協力し、「山下公園通り周辺地区まちづくりビジョン」が目指す、水際線のまちづくりにより世界の人々を魅了するまちの実現に向けて、多様な交通モード(EV、自転車、電動キックボード、歩行領域モビリティなど)を結節する回遊性向上の拠点として整備する。
面積は約1000平方メートルで「モビリティハブ」「芝生ひろば(イベントスペース)」「カフェスペース」を備える。
「モビリティハブ」は各種シェアリングモビリティサービスにより、快適で効率的な移動環境を提供する回遊性向上拠点。
「芝生ひろば」(イベントスペース)は高品質な環境配慮型人工芝による居心地の良いGREEN空間で、貸切利用も可能。
「カフェスペース」はトレーラーハウスカフェ「VISITORS DOCK | Brew&Blend」で日本各地から集めた自然の恵みを取り入れたオリジナルスムージーなどの提供を予定する。
マリンタワーの北東側と山下公園に面する角には、メルパルク「ちょっと腰掛け休憩」用のベンチを設置。材料は白樫木材施工・ウッドデザイン賞受賞の「アドベンチー」 国産材の角材を使用し、バランスが心地よいベンチに仕上げた。
日本郵政不動産の担当の大渕さんは「暮らしの足や、憩いの場所として、気軽に立ち寄ってもらえる場所になれば」と話す。
ベンチは先行オープンの形で、10月11日から利用できる。