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横浜臨港パークに新複合施設「横浜ティンバーワーフ」 開業記念映画上映も

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 臨港パークで10月17日、複合施設「横浜ティンバーワーフ」(横浜市西区みなとみらい1)が開業する。オープニングイベントとして野外フィルムビューイングが3日間にわたり開催される。

「I’m donut?」&「dac?」は横浜に初進出

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 施設を手がけたのは、インテリアや建築などの分野で活動するDRAFT。同社が代表企業としてプロジェクトを推進し、設計は山下泰樹建築デザイン研究所が担当した。建物は鉄骨造3階建てで、延床面積は1,568.66平方メートル。外観には木材を大胆に使用し、海辺の環境と調和したトラス構造が特徴となっている。

 敷地内には、臨港パークの芝生広場や遊歩道と連携し、来訪者の回遊性を高める空間づくりが図られている。施設の1階には、福岡市に本社を置くpeace putが展開する生ドーナツ専門店「I’m donut?」とベーカリーカフェ「ダコー」が横浜初出店として同日オープンする。両店は、ライブ感のあるオープンキッチン形式を採用し、開放的な空間に犬用クッキーの販売やテラス席を併設。臨港パークの自然を感じながら過ごせる構成となっている。

 「I’m donut?」では、約30種類の生ドーナツを販売し、「ダコー」では約50種類のパンと多彩なドリンクを提供。両店とも、横浜臨港パーク限定メニューも展開予定で、テイクアウトにも対応している。

 開業記念のフィルムビューイングは、10月17日から19日までの3日間、臨港パーク内・潮入りの池付近で実施される。上映作品は建築・音楽・文学・アニメーション・食の分野で活動するクリエイターたちが選定。建築家の山下泰樹さん、アーティストのクリスタル・ケイさん、ブックディレクターの幅允孝さん、アニメーション監督のアベル・ゴンゴラさん、「peace put」社長の平子良太さんらが選んだ映画が日替わりで上映される。会場では、上映作品に関連したフードやドリンク、限定グッズも販売。

 2階・3階には、2026年1月のオープンを予定する「CRAZY GRANDE MAISON」が入居予定。完全予約制レストランとして「Immersive Table」のコンセプトのもと、料理や演出による没入型の食体験を提供するほか、レストランウェディングにも対応する。同フロアにはランナーやウォーカー向けの更衣室やロッカーを備えた野外レクリエーション支援機能も整備され、臨港パーク利用者の利便性向上を図る。

 「横浜ティンバーワーフ」は、2024年3月に着工し、2025年5月に完成。開業後は、年間を通じて多様なイベントやプログラムを通じて、横浜都心臨海部に新たなにぎわいをもたらす拠点となることを目指す。

 上映会の開催時間は12時~20時。会場は、臨港パーク 潮入りの池付近。入場無料。

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