
リクルート(東京都千代田区)が運営する旅行情報サイト「じゃらんニュース」が行った「観覧車」に関するアンケート調査で、「よこはまコスモワールド」(横浜市中区新港2)の大観覧車「コスモクロック21」が全国1位を獲得した。
調査実施期間は7月11日~7月14日で、結果は9月3日に発表。調査方法はインターネット調査で、47都道府県在住の20代~50代に質問し、有効回答数は1040人だった。
トップ10は、2位=神戸ハーバーランドumie「モザイク大観覧車」(兵庫県)、3位=天保山ハーバービレッジ「天保山大観覧車」(大阪府)、4位=葛西臨海公園「ダイヤと花の大観覧車」(東京都)、5位=淡路サービスエリア(下り)「大観覧車」(兵庫県)、6位=EXPASA 富士川(上り)「大観覧車 フジスカイビュー」(静岡県)、7位=名古屋港シートレインランド「大観覧車」(愛知県)、8位=富士急ハイランド「シャイニング・フラワー」(山梨県)、9位=EXPOCITY 「OSAKA WHEEL」(大阪府)、10位=北海道グリーンランド「大観覧車」(北海道)。
ランキングの発表とともに、「地上112.5メートルからの眺望は圧巻で、横浜ベイブリッジやランドマークタワー、赤レンガ倉庫などの名所が一望できること」や「特に夜景が幻想的で、海と街の光が織りなすロマンチックな風景が広がること」「冷房完備のゴンドラで、横浜の魅力を空から快適に堪能できること」が紹介された。
大観覧車「コスモクロック21」は、1989(平成元)年横浜博覧会(YES'89)のパビリオンとして誕生。博覧会終了後も存続が決定し、都市型立体遊園地「よこはまコスモワールド」がオープンした。みなとみらい21地区開発の進展に合わせ1999(平成11)年3月に、現在の場所で「新生・よこはまコスモワールド」となり、「コスモクロック21」も、これに合わせて現在の位置へと移設された。
フルカラーLEDの照明装置を2340本の「直接光」と360台の「間接光」で使い分けるライトアップとイルミネーションシステムの導入により、約1670万色をシームレスに表現。直接光は繊細で複雑な光を表現し、間接光との組み合わせにより奥行きのある演出を実現している。
「世界最大の時計機能付き大観覧車」としても知られ、時計パネルの表示部分サイズは、幅12.16メートルで高さ3.2メートル。
利用料金は1000円で、所要時間は15分。定員480人で、8人乗りが60台(うちシースルーゴンドラ4台、バリアフリー仕様2台)。よこはまコスモワールドの営業時間は11時~21時(金曜・土曜は22時まで)、木曜定休。