山下ふ頭にある実物大ガンダムが動く施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」（横浜市中区山下町）の会期延長を記念して、横浜ベイエリア各地でガンダムの世界観を楽しめる「GUNDAM PORT YOKOHAMA」が開催されている。会期は3月13日まで。

馬車道駅には「ガンプラ1/1ガンダムヘッド」が出現

　「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の営業は当初は3月末までとしていたが、横浜市などとの協議の上、2023年3月31日まで延長となった。5月中旬から約2カ月はメンテナンスで休業し、7月中旬をめどに営業を再開する予定。

　横浜市内の商業施設である横浜ランドマークタワーや、MARK IS みなとみらいでの展示や、みなとみらい線各駅とのコラボレーション企画などを行う。

　横浜ランドマークタワーには「機動戦士ガンダム」の最終話の名シーン「ラストシューティング」をバルーンで再現。全高約17メートルのガンダムは、ジオングヘッドに向けてライフルを突き出すポーズ。毎時0分と30分に映像や照明を使った演出が行われる。また、2021年11月に新宿で開催した「ガンダム R（リサイクル）作戦 FINAL」で展示された「1/1 ランナーガンダムヘッド」や、メディアアーティストの落合陽一さんやクリエイティブカンパニー NAKED, INC.とのコラボレーション作品を特別展示している。

　国の重要文化財に指定されているドックヤードガーデンでは、動くガンダムと実物大ユニコーンガンダム立像が登場するプロジェクションマッピングの上映が行われている。8日18時から15分毎に実施、最終上映は20時45分から。

　MARK IS みなとみらいには「機動戦士ガンダム SEED」シリーズに登場するモビルスーツ「フリーダムガンダム」が、全高約5メートルのバルーンとして1階グランドガレリア上部の吹き抜けに出現。5階イベントスペースでは、ゲームの最新タイトル、カード、菓子、アパレル、フィギュア、ステーショナリー、雑貨などのガンダムシリーズ最新商品などを展示。地下4階えきまえ広場では「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するホワイトベース艦内を再現。実物大のキャプテンシートや操縦桿などを展示している。

　GUNDAM FACTORY YOKOHAMAでは、ガンプラをスキャンしてバトルゲームに参加する「ROAD TO GUNPLA BATTLE テストスキャンイベント Vol.1」も開催されている。

　みなとみらい地区6カ所ではスタンプラリーを実施。スタンプ3個でオリジナルクリアファイル、6個でガンプラ「1/144 RX-78-2 ガンダム 組立体験会 Ver.」、「GUNDAM PORT YOKOHAMA」限定ステッカーなどがもらえる。