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先端アート展「グレートリセット・スモールリブート」 アートの力で世界に変化

アメさんが手がける作品「クマども」より

アメさんが手がける作品「クマども」より

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 みなとみらい線新高島駅構内地下1階の「BankART Station」(横浜市西区みなとみらい5)で、10月29日から、先端アート展「グレートリセット・スモールリブート~その後をつくる創造力」が開催されている。

岡田裕子さんの作品「エンゲージド・ボディ」 グレートリセット・スモールリブート展 

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 テーマは、これからの時代の可能性を提示する作家による「グレートリセット後の創造的リブート」。出展作家は、チームラボ、キュンチョメ、Minoru Fujimotoさん、韓亜由美さんなど14作家。

 テーマに基づいた4つの切り口をもとに展示を実施。「アートが構想する未来」では「宇宙にまで広がる私たちの生存世界の中で得る精神的やすらぎ」や「AIと人間どちらにも心地よいランドスケープ」を考え、「未来を憑依するアート」では「『グレートリセット』の時代に、わたしたちはどのように希望を見出すのか」を問い、「未来をつくった創造」では「アーティストによる創作で、これからのライフスタイルやエンタメを創るプロダクトやそのイノベーションのためのヒント」を示し、「もうひとつの未来文明」では「もしかしたら、別の文明があったなら、もしくは、別の文明になってしまったら?」という謎かけをするようなアーティストの作品を展示している。

 キュレーターの岡田智博さんは「アートの力は世界を変えられる。2020年8月にリリースされ、日本を含む8カ国の『App Store 総合ランキング1位』に輝いた『Whatever Inc.』の『らくがきAR』など、創造性で世界に変化を起こした人たちの作品や、彼らが本当に投げかけたいものにふれてほしい」と話す。

 6日は、美術家の岡田裕子さんと会田誠さん、芸術家でエンジニアの会田寅次郎さんによるトークイベント「岡田裕子・誠・寅次郎(岡田・会田一家)が透視するミライ」を開催。岡田さんが聞き手となる。参加費は3000円(入場料・ワンドリンク込)。

 また、 9日はnubot作者の林智さん、ユカイ工学の青木俊介さん、ジャーナリストの松村太郎さん、12日はクリエティブディレクターの栗栖良依さん、建築家の西田司さん、現代美術家の竹本真紀さんら、13日は現代美術家の施井泰平さん、ヴィジュアルアーティストの浅田真理さん、ヴィジュアルアーティストのEXCULIBER、サウンドアーティストのgalcidさん、Jason Scuderiさん、アートファシリテーターの柴田雄一郎さんらが登壇するトーク企画も行われる。

 開催時間=11時~19時。入場料=900円、中学生以下=無料。11月14日まで。

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