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「だまされないプロになろう」 本牧で演劇交え特殊詐欺防犯啓発講座

「表現のチカラ」代表で舞台俳優のはだ一朗さん。「防犯演劇」で特殊詐欺防犯を啓発する

「表現のチカラ」代表で舞台俳優のはだ一朗さん。「防犯演劇」で特殊詐欺防犯を啓発する

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 本牧・上台集会所(横浜市中区本郷町)で6月28日、演劇とワークショップを組み合わせた啓発活動を展開する任意団体「表現のチカラ」が、本牧1丁目中台町内会の参加者向けに特殊詐欺防犯啓発講座を行った。

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 表現のチカラは、演劇などの表現でさまざまな社会問題の啓発活動をプロデュースする任意団体。2018(平成30)年9月、横浜市在住で舞台俳優のはだ一朗さんがクラウドファンディングで設立した。市内全18区で、振り込め詐欺などの特殊詐欺啓発のための公演を行っている。

 同講座は2部構成。1部は、はださんが一人芝居「ブルーチェイサー~自分の力で特殊詐欺から身を守るために~」を行い、大阪府警の特殊詐欺対策室からの出向を終えたばかりの神奈川県警の刑事役を、小道具や音響などを使いながら熱演した。

 2部は山手警察署生活安全課防犯少年係の大後(おおご)忠男さんが登壇して、本牧エリアで起きている詐欺の手口を解説する他、詐欺電話防止機能付きの固定電話のデモンストレーションを披露し、防犯啓発を行った。

 約20人の参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていた。参加者には、防犯演劇を収録したDVDと啓発冊子、マスクを無料で渡した。

 はださんは「特殊詐欺グループは反社会勢力の元で組織化され、訓練を積んだ『だましのプロ』。立場の弱い高齢者を狙った特殊詐欺は絶対に許せない。地域の皆さんで一緒に防犯演劇を見て、楽しみながら『防犯力』を身につけ、『だまされないプロ』になって街全体で『防犯力』を身につけてほしい」と話す。

 特殊詐欺は、振り込め詐欺、還付金詐欺などの数種ある現代詐欺の総称。被害額は年々増加し、2020年は日本全国で約278億円、1日当たり約7,590万円もの被害が出ている。 神奈川県は全国の9分の1を占める約33億円で、そのおよそ半分を横浜市が占めている。本牧地区でも13件、およそ1,580万円の被害が出ている。

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