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横浜赤レンガ倉庫が創建110周年記念「特設コンテンツ」を公開

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 横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)は、明治時代末期の1911年に2号館が完成してから今年で創建110周年を迎えることを記念してWEBに特設コンテンツを公開した。

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 サイトには「横浜赤レンガ倉庫のいまを楽しむ110のこと」を掲載し、長い歴史を経た横浜赤レンガ倉庫での自由な過ごし方の紹介や、新たな楽しみ方が発見できるコンテンツを発信している。また、「赤レンガ倉庫今昔物語」では、1世紀以上に渡り時代の流れを見守ってきた赤レンガ倉庫の歴史を学べる。

 横浜赤レンガ倉庫は「『いつ来ても変わらない、けれども、いつ来ても新しい』をコンセプトに、長い歴史を経た面影を残しながら、今の時代に相応しい『文化・商業施設』のカタチを体現し、皆さまの笑顔の集う空間となるよう、今年一年様々な取り組みを実施してまいります」とコメントしている。

 赤レンガ倉庫は、1911年に赤レンガ倉庫2号倉庫、1913年に1号倉庫が完成。1923年に関東大震災により1号館が半壊し、1930年に修復工事を終了。第2次世界大戦後の1945年にアメリカによる接収が始まり、アメリカ軍港湾司令部として使用された。1956年に接収が解除となり、港湾倉庫として再び稼働した。1970年に倉庫の保存検討が検討され、1989年に倉庫としての用途が廃止され、80年の歴史に幕を下ろした。

 1994年に保存のための改修工事が始まり、2002年に文化・商業施設としてリニューアルオープンした。

 横浜赤レンガ倉庫は文化遺産として2007年に「近代化産業遺産」に認定。2010年に「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」優秀賞を受賞した。2019年には、累計来館者数1億人を突破した。

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