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赤レンガ倉庫と横浜市交通局がタッグ クーポンと一日乗車券をセットに

「おみやげチケット」に追加料金ではかま体験をすることもできる

「おみやげチケット」に追加料金ではかま体験をすることもできる

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 横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)と横浜市交通局が連携し、企画乗車券「横濱ハイカラ バス旅きっぷ」を2月21日、発売を始めた。

乗って、もらって、食べて、横浜を満喫!「横濱ハイカラ バス旅きっぷ」

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 横浜赤レンガ倉庫館内で利用できる「おみやげチケット」「ごはんチケット」と、観光スポット周遊バス「あかいくつ」などの横浜ベイエリアの市営バス・地下鉄一日乗車券をセットにしたもの。

 横浜赤レンガ倉庫は明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設され、2002(平成14)年に当時の面影を残したまま文化・商業施設として生まれ変わった。現在では横浜を代表する観光拠点の一つになっている。

 今回の「横濱ハイカラ バス旅きっぷ」は、赤レンガ倉庫側から交通局に地域連携を目的に提案。交通局にとってはクーポン付きの企画乗車券は初めての試みで、赤レンガから横浜各所にも周遊し、街を楽しんでもらうきっかけになればと連携を決めた。

 一日乗車券は「みなとぶらりチケット」または「みなとぶらりチケットワイド」から選択可能で、バスの乗車可能区間は横浜~元町・港の見える丘公園と三溪園。市営地下鉄はブルーラインの横浜駅~伊勢佐木長者町駅。「みなとぶらりチケットワイド」のみ新横浜駅の利用も可能。一日乗車券のみを購入する場合はそれぞれ500円と550円。エリア内約80店舗の提携店で乗車チケットを提示すると割引やサービスも受けられる。

 「横濱ハイカラ バス旅きっぷ」では、乗車券に加え「ごはんチケット」を4種類のメニューから、「おみやげチケット」を8種類の土産から選択し引き換える。「おみやげチケット」に追加料金で、「横浜ハイカラきもの館」でのはかま体験も可能。+1650円で30分間(2200円相当)、または+5500円で1日はかまレンタル(9790円相当)ができる。横浜赤レンガ倉庫の担当者によると「卒業シーズンではかまでの記念撮影の利用も増えている」という。

 横浜市交通局の担当者は「『みなとぶらりチケット』は連携飲食店などでのサービス代がチケット代を上回ることもあるほど『お得な』切符。6月の連節バスの走行開始に合わせて観光系のバス路線の再編を検討しているため『横濱ハイカラバス旅きっぷ』はいったん5月末までの販売としているが、それ以降もさらなる連携を検討したい」と話す。

 価格は、「みなとぶらりチケット版」=3,100円、「みなとぶらり チケットワイド版」=3,150円。エリア内の市営地下鉄6駅の事務室で販売している。

 横浜赤レンガ倉庫は3月2日から当面の間、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため営業時間を短縮している。営業時間はホームページで確認できる。

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