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馬車道に香港屋台料理「馬車道8」 メニューは星付き店出身シェフ監修

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 香港B級グルメを提供する「香港キッチン馬車道8(エイト)」(横浜市中区太田町2)が12月1日、関内・太田町通りにオープンした。屋台の雰囲気を味わえるよう立ち飲み用のカウンターテーブルを多く設置し、香港屋台料理や中国の郷土料理を提供する。

時短要請中はランチも提供「香港キッチン馬車道8」

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 メニュー監修は、3年連続でミシュラン1つ星を獲得したウェスティンホテル東京(東京都目黒区)の中華「龍天門」で焼き物料理長を務めた横尾博志さんが手掛けた。横尾さんは伊勢佐木町出身。18歳から香港と日本を往来し、30年以上広東料理を作り続けてきた。「香港に行かなくても、本当においしい広東料理を提供したい」と、温度も湿度も違う日本に合わせたレシピを開発。「馬車道8」では「本場のB級グルメを気軽に楽しんでほしい」と価格を抑えた。

 経営はアールエヌフーズ(住吉町5)。同社社長の西坂理恵さんは、「龍天門」の元料理長で横尾さんの師匠に当たる陳啓明さんからの紹介で、横尾さんと出会った。「馬車道中華」という新しいブランドを確立し、「関内ににぎわいを取り戻すための刺激になるような、本物の味を提供する店を作りたい」と監修を依頼した。

 同店は現在、新型コロナウイルス感染症患者が療養するホテルに昼食も提供する。「味を感じられない方もいるので、目で見て楽しめるような工夫と、手書きのメッセージカードを添えている」と西坂さん。「今後は、自然由来の使い捨て容器の使用や食品ロスを減らすなどの社会貢献活動にも取り組んでいきたい」と話す。

 営業時間は、平日=15時~23時、土曜・日曜・祝日=12時~20時。現在、新型コロナウイルス拡大による時短要請を受け、平日の営業時間を11時00分~22時、土日祝日は12時~20時に変更して営業している(2月7日まで)。テークアウトにも対応。

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