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医療従事者に使い捨てガウン寄付 配布を希望する医療機関などを募集

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 横浜市で新型コロナウィルス感染症に対して取り組む共創プラットフォーム「#おたがいハマ」が、使い捨てガウンの無償配布を希望する医院などを募集している。

看護師として働く香山友芳里さん

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 ガウンは、看護師として働く香山友芳里さんが、感染が減っても依然医療物資不足が続く中、医療従事者に使い捨てガウンを送りたいと、クラウドファンディングで資金調達して用意した物。横浜市内の医療機関などに届けたいと、「#おたがいハマ」を通じて3,200枚を寄付した。

 薄手のビニール製で、袖付き。袖丈約80センチ。防水性のあるポリエチレン素材のため、血液・体液等からの感染リスクの軽減を図ることができる。

 「#おたがいハマ」の関係者は「原則は横浜市内宛だが、被災地などで一刻を争っている人がいたら遠方でも手を挙げてもらえたら」と話し、「希望者は『#おたがいハマ』のサイトから連絡を」と呼び掛ける。医療関係などで緊急を要する機関を優先するが、介護施設などの応募も可能。

 「#おたがいハマ」は、新型コロナウイルスの感染が続く中、横浜の市民や企業、大学、行政が連携し、共創、参加型の取り組みを広げていこうと、5月1日に開設された新型コロナに向き合うたすけあいプラットフォーム。横浜市とNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの3者協定により運営されている。

 使い捨てガウン無償配布の申し込みは、#おたがいハマホームページ内のフォームから。

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