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横浜で地域リーダー養成講座  食文化中心に盛り上げ」

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 食をテーマに地域のリーダーを養成するプログラム「地域創生トレーニングセンタープロジェクト(トレセン)」が7月23日~25日の3日間、横浜で開催された。 主催は地域創生トレーニングセンタープロジェクト委員会。

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 トレセンはキリンビールが2016(平成28)年より食を中心とした事業や取り組みにより地域の未来をけん引する「地域リーダー」を応援するプロジェクト。地域資産を再認識し、その魅力ある社会を作り出すために奮闘している「人」に着目し、食文化を中心に地元を盛り上げる取り組みを全国で展開している。

 市外から訪れた50人の経営者や生産者が横浜都心臨海部の運河クルーズのほか、中華街やアメリカ山公園、元町などを巡り、地域の歴史を知るツアーを行った。

 夜は関内にあるイベントスペース「関内フューチャーセンター」(横浜市中区北仲通3)に市外からの参加者や市内で活躍する約20人が集まり交流会が開かれた。横浜からは、横浜の川を中心とした市民団体「濱橋会」顧問の小林直樹さんがプレゼンテーションを行い、「横浜の人が川に触れる機会が少なく、新しい地域資源になるのではないかと着目した、元々横浜で人気だった横浜パレードという大きなイベントのように、運河もパレードで地元の人に川を見てほしいと、(運河パレード)を行っている。」と紹介した。

 懇親会では「濱の料理人」椿直樹さんによる横浜野菜を使った料理や「横浜ビール」、「ハマワイン」など横浜の地場食材や酒が参加者に振る舞われた。

 トレセン横浜のとりまとめを行った「川本屋商店」副社長の川井良和さんは「多人と人がつながり、地域の本質的な価値をみいだす重要性を体験できたプログラムでした。今後もこのような活動を通して、横浜の結束を推進していきたい」と話す。

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