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神奈川大学が「まちのような」国際学生寮開設へ 国内外の学生が交流

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 神奈川大学(横浜市神奈川区六角橋3)が、2020年に国際学生寮を開設する。寮室は210部屋で、延べ床面積は6000平方メートル。4階建て3棟から成る大規模な寮が完成した。

新国際学生寮の外観

 同大は、工学部建築学科・工学研究科建築学専攻を卒業・修了した者を資格対象としたプロポーザル方式で選考を実施し、36件の応募の中から、オンデザイン・パートナーズ(中区相生町3)の萬玉直子さん(2010年工学研究科建築学専攻修了)の設計を選んだ。

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 テーマを「共同生活を通じた新しい交流空間の実現」として、1階から4階までの吹き抜け部分には複数の階段を配置した。踊り場など周辺部分には少人数で作業や会話ができる「キッチンポット」や「人工芝ポット」「畳の小上がりポット」などのオープンな出会いのスペースを全館に約20カ所設置している。学生が寮内を移動する中で、さまざまな場所での交流を促す仕組みとなっている。

 寮内にはダンススタジオや音楽活動を行えるスタジオなどもあり文、化系の部活動や学内のイベントなどにも利用する予定。

 寮生の各部屋は7平方メートル。各個室の前には住人の個性や自己PRなどにも使えるメッセージボードが設置され、相互理解のための工夫も。歩くだけで、人と出会い、笑顔が行き交う、楽しい演出が施されている。男女とも入寮可能で、寮生の半数は海外からの留学生。外国人留学生と日本人学生が共同生活を送ることで、多様性の中で国際的感覚を養うことが期待されている。

 設計を担当した萬玉さんは「国際学生寮ということで海外からの留学生と語学が得意な日本人学生が半分ずつ入寮を予定しており、さまざまな価値観を持った学生が行き交い、新しい寮の形を学生が作ってほしい」と期待を寄せる。

 同大は、2020年(令和2)4月に「世界、日本、そして地域の架け橋となる人材」を育成する「国際日本学部」を開設。2021(令和3)年に都市型の新キャンパス「みなとみらいキャパス」(西区みなとみらい4)を新設し、国際日本学部、外国語学部、国際経営学部などのグローバル系学部を集約する。

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