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横浜赤レンガ倉庫で「アフリカンフェスティバル」 手工芸品・音楽・ダンスにフードコートも

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 横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1-1)で4月5日、「第12回アフリカンフェスティバルよこはま2019」がはじまった。

アフリカンフェスティバルよこはま2019のステージには第7回アフリカ開発会議「TICAD7」の横断幕(関連画像)

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 日本とアフリカとの文化の架け橋となることを目指す同フェスティバルは、2007年に初開催。アフリカの音楽やダンスのステージイベントのほか、ティンガティンガ、アルガンオイル、シアバターなどのアフリカの手工芸品・衣料品・食料品などを販売する「アフリカンマーケット」のほか、ほうれん草シチュー「コントミレ」、炊き込みご飯「ジョロフライス」などのアフリカの料理や飲み物を販売するフードコートを展開する。

 ベナン、チュニジア、コートジボワール、ボツワナ、アンゴラ、ケニア、ガーナ、ナイジェリア、ウガンダ、レソト、ザンビアの在日大使館による観光情報などを提供する大使館コーナーも設置する。

 ステージでは、セネガル出身のグリオ歌手のサリウ・ニングさん、セネガル文化を伝える伝道師として各地でワークショップを開催しているワガン・ンジャエ・ローズさん、コートジボワール出身のジェンベ奏者のイブライム・コナテさんのほか、セネガル、トーゴ、タンザニア、コートジボワールなどの音楽やダンスを紹介する。

 ステージ正面には、6年ぶりに横浜で開催される第7回アフリカ開発会議「TICAD7」(会期:8月28日~30日)の横断幕も掲げられている。

 体験コーナーでは、タンザニア現代アートのティンガティンガ絵画教室、西アフリカの太鼓・ジャンベ、ムビラなどの民族楽器を体験できるワークショップのほか、ジャンベダンスのワークショップも行う。

 アフリカンフェスティバルよこはま実行委員会代表のコフィ・エドウィン・マテさんは、ガーナ共和国出身で、横浜でアフリカ雑貨や民族楽器などの輸入卸販売業を営んでいる。

 コフィさんは「アフリカでは日本の商品を頻繁に見ることができるが、日本でアフリカの商品が見れるのはまれ。日本とアフリカの文化をエクスチェンジしたいという思いで企画した。民芸品や食品などを購入することで 現地生産者の生活向上への貢献になる。アフリカが強い国になるのを願っている。今年から学校を建てるプロジェクトを発足し、ゆくゆくは横浜にアフリカを知ることができる博物館も建てたい」と話している。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。4月7日まで。

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