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「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」の日程が決定 2019年8月28日~30日に横浜で開催

横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD5)の様子(提供:外務省)

横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD5)の様子(提供:外務省)

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 外務省は7月27日、「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」を2019年8月28日から30日まで横浜で開催し、会期中に「第3回野口英世アフリカ賞」授賞式を実施すると発表した。

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 アフリカ開発会議(TICAD)とは 日本政府が主導して開催するアフリカの開発をテーマとした国際会議。国が主催する最大規模の国際会議で、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)が共催する。横浜でのTICAD7の開催は、2017年6月に決定していた。

 1993年の第1回会議以降、2013年の第5回会議までは5年に一度開催され、2016年に初めてアフリカ(ケニア,ナイロビ)で行われた第6回会議からは、3年に一度の開催となった。第1回から第3回会議までは東京で開催。横浜での開催は、2008年の第4回、2013年の第5回に続き3回目となる。

 横浜で開催された第5回会議には、国家元首・首脳級、国際機関のほか、地域機関、民間セクターやNGOなどの市民社会の代表が、約4,500人以上が参加した。

 「野口英世アフリカ賞」は、アフリカにおける感染症等の疾病対策に貢献した個人・団体を顕彰する賞。授賞分野は、医学研究と医療活動の2分野。第1回はTICAD IV(2008年)、第2回はTIVAD V(2013年)で授賞式が行われた。

 政府の開催日決定の発表を受けて横浜市の林文子市長は「第7回アフリカ開発会議の開催日程が決定し、開催都市として、改めて身の引き締まる思い。『アフリカに一番近い都市』として開催を確実に支援していく。会議日程が決定したことを受け、これまでの取組をより一層充実させ、オール横浜で開催の機運を盛り上げていきたい」とコメントしている。

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