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関内で「ZASSO(雑草)」に愛着がわいてくる街歩きワークショップ

過去のURBAN WALK ZASSOの様子

過去のURBAN WALK ZASSOの様子

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 パタゴニア横浜・関内(横浜市中区日本大通18)で8月25日、町なかを散歩しながら道ばたの雑草を観察する「URBAN WALK ZASSO(アーバンウォーク ザッソウ)@パタゴニア 横浜・関内」が開催される。

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 住まいや職場の周辺環境の植生を知ることで、より豊かに日々を過ごすことができるという「ZASSO(雑草)」を主人公とした街歩きは、2016年から始まり、これまで市内各地で開催され、今回が10回目となる。植物体験を提供するワークショップなどを行っているデスクガーデン代表の吉田健二さんが企画した。

 当日は、パタゴニア横浜・関内に集合した後に、周辺を散策。紹介する雑草は、ヨモギやタンポポなど身近なものから、無名のものまで幅広い。市街地や街中の広場、沿岸のアスファルトの歩道、商店街の通り、オフィスの外周などを巡る。道中で頻繁に立ち止まりながら、吉田さんが一つひとつの雑草について、生態学や地学、料理、健康など、日常生活にも役に立つ情報を提供する。

 ウォークの後に、パタゴニア店内に設けられた、地域のコミュニティづくりを目指して開放されているスペースで、外来種や自然環境問題のミニセミナーを行う。その後、たんぽぽの根を焙煎(ばいせん)して作る「たんぽぽコーヒー」を飲みながら、ウォークを振り返り、参加者の雑草に対する思いの共有や雑談に花を咲かせる。

 過去の参加者からは「いつも歩いている通勤路が全く違った道に思えた」「ビルと道路しかない場所なのに森林浴をした感覚になる」「自然に触れあっていた幼少期の自分を思い出した」などの感想が寄せられている。

 デスクガーデンの吉田健二さんは「雑草は一種一種、独自の形質をもって生きていて、詳しく知ると、愛着がわいてくる。雑草とは多様な価値があり、地球上のどこの環境にいても適応して繁茂するスーパーマン。みなさんに、雑草の強さ・素晴らしさを楽しく伝えていきたい」と話す。

 開催時間は16時50分~18時20分。参加費は1,000円。

 また、8月28日には、関内の企業主導型保育事業の保育園「ピクニックナーサリー」に通う児童たちを対象に、大通り公園を散策するウォークも行われる。予約・問合せはデスクガーデン吉田(TEL 090-1921-9821)まで。

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