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図書館蔵書検索サイト「カーリル」がAPI作品コンテスト-Ustream中継も

図書館蔵書検索サイト「カーリル」がAPI作品コンテスト-Ustream中継も

記念写真を撮る参加者とスタッフ

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 横浜駅西口の「ゴリラキッチン」(横浜市西区南幸2)で5月1日、図書館蔵書検索サイト「カーリル」のAPI作品コンテスト授賞式が行われた。

 「カーリル」は、全国4,300以上の図書館・図書室の蔵書と貸し出し状況を検索できるウェブサイト。ISBN(国際標準図書番号)を元に任意の図書館の書籍情報を問い合わせる機能と、地名または緯度経度情報から名称、住所、ホームページなど近隣図書館の基本情報を問い合わせる機能をAPI(Application Programming Interface、プログラミング言語からアクセスして各種のデータを取得できるサービス)として公開している。

 今回のコンテストは、図書館APIを使ったユニークなサービスやアプリケーションを全国から募り、行政のサービスを個人の開発者が補完することでより使いやすいサービスを作り、地方のポータルサイトと図書館の新しい連携スタイルを生み出すことが目的。

 当日は23の応募作品のプレゼンテーションとデモンストレーションが行われ、会場の様子は動画配信サービス「Ustream」でも中継。インターネット上の投票結果やTwitterに寄せられた意見をもとに、インターネットの学術利用をテーマにしたメールマガジン「ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)」代表の岡本真さん、国立国会図書館職員の原聡子さん、ジャーナリストの神田敏晶さんの3人が審査を行い受賞作品を決定した。

 グランプリを受賞したのは、Twitterで質問すると本が貸出可能か答えてくれるボット(タイムライン上にさまざまな情報を自動的に流すプログラム)、「かーりるん」。準グランプリには、Twitterからつぶやかれた図書館への本のリクエストを集計して表示する「Libreq(リブレク)」、ユーザーが投票した図書館の特徴を地図上で比べて確認できる「クラベルライブラリ」が選ばれた。さらに、岡本さんより「ARG賞」、原さんより「ライブラリアン賞」が発表された。

 「かーりるん」開発者のwiroha(いろは)さんは「図書館を頻繁に利用する人向けの作品が多い中、どうしたらより多くの人が図書館に行きたいと思えるか考えて作った」と話している。

 イベントでは「図書館と電子書籍の未来」をテーマにパネルディスカッションも開催。本の貸出しだけではない図書館の役割や「Kindle(キンドル)」や「iPad」などの端末に関する議論などが行われた。

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