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横浜をイメージしたフォント「濱明朝」2017年に販売へ 支援者限定ミニセットも

2010年6月に公開した濱明朝の試作

2010年6月に公開した濱明朝の試作

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 タイププロジェクト(東京都練馬区)は、都市フォントプロジェクトの一つとして2009年から開発している「濱明朝(開発名:濱明朝体)」を2017年6月に発売する。

幅広い用途での使用を想定して24のバリエーションを持たせた

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 横浜をイメージした同フォントは、港を往来するフェリーや水平線をイメージしたほっそりとした横画に対し、海上から望む建築群を表現したどっしりとした縦画の太さを持たせた明朝体。縦画と横画の対比を際立たせ、都市の幅の広さや、新しいものを取り入れるといった横浜の懐の深さを表す。

 展開はキャプション、テキスト、ヘッドライン、ディスプレイの4つのカテゴリーで、それぞれ6ウエイトの計24フォントを用意する。欧文は風にはためく旗や錨をイメージし、漢字との調和を考慮したモダンローマン体を採用している。馬車道商店街協同組合の150周年記念ロゴタイプの公募では、最優秀賞受賞デザインで使用された。

 同プロジェクトでは、フォントの開発段階から地域の人々に参加してほしいと、クラウドファンディングを1月12日から実施。仮名、英数字、教育漢字に加えて横浜の区表示に使用する 92文字を追加したミニセット版(1,555文字)を目標額達成時に、製品発売時にフルセット(スタンダード版、9,498文字)がダウンロードできるコースと、濱明朝を使用した名刺やットートバッグなどのコースを用意する。

 濱明朝のデザインを担当するタイプデザイナーの両見英世さんは「濱明朝は、フィールドワークで得られた横浜のイメージや、市民参加によるブランディング事業で出された2,000以 上の言葉を参考に、おしゃれな街、歴史とともにある港、伝統と新しいものの共存というキーワード抽出して制作している。横浜の街で育まれ、いつか横浜を彩る風景の一部となることを目指している」と話している。

 クラウドファンディングの支援募集期間は4月10日まで。詳細はクラウドファンディングサイト「FAAVO横浜」のプロジェクトページから。現在までにできあがっているのは1,500字で、今後1年半で残りの約8,000字を制作する予定だという。

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