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赤レンガ倉庫で70年代の音楽とポップカルチャー展「70'sバイブレーション!YOKOHAMA」が開幕

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 横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で8月1日、1970年代の音楽とポップカルチャーをテーマにしたイベント「70'sバイブレーション!YOKOHAMA」が開幕した。

イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)ワールドツアーに使われた楽器

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 1970年代の音楽、映画、演劇、ファッション、広告などのカルチャー全般を紹介する展覧会で、当時のレコードジャケット、ポスター、雑誌、楽器や、当時のシーンを記録した写真家たちの作品を展示するほか、さまざまな関連イベントが行われる。会期は9月13日まで。

 会場では、1970年代のイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)ワールドツアーに使われた楽器や、ポスターやチケットなどYMOに関連するアイテムを展示するコーナーのほか、2013年に亡くなったシンガーソングライター・大滝詠一さんのジュークボックスなどの所蔵品を紹介する「大滝詠一氏所蔵のアイテムを特別展示!」も設けられている。

 また、南青山の骨董通りに1975年から1989年まで営業していたレコードショップ「パイドパイパーハウス」が復活し、レコードやCD、オリジナルグッズなどを販売するほか、アナログレコードで音楽を流すロックカフェ&バーが期間限定で営業する。

 関連イベントとして、ピーター・バラカンさん(8月1日)、佐野元春さん(8月2日)、片岡義男さん(8月9日)、田中康夫さん(8月22日)によるトーク企画や、小坂忠さん、南佳孝さん、鈴木茂さん、小原礼さん、屋敷豪太さん、斎藤有太さんらによるライブ(8月23日)のほか、森山良子さん、大貫妙子さん、清水ミチコさん、高野寛さん、高田漣さんが出演するコンサート(8月30日)、ゲストに尾崎亜美さん、金子マリさん、鈴木慶一さん、曽我部恵一さんを招いたライブ「横浜でダージリン・スペシャル」(9月13日)などが行われる。

 さらに、開催を記念して特別盤CD「70's バイブレーション! OFFICIAL COMPILATION CD」が8月6日(予定)より会場で限定販売される。収録されるミュージシャンは、憂歌団、めんたんぴん、久保田麻琴と夕焼け楽団、近田春夫、桑名晴子、四人囃子、高田渡、加川良、はっぴいえんど、友部正人、泉谷しげるほか。

 同イベントは、2013年3月に横須賀美術館の特別企画展として実施され、多くの来場者を集めた「70'sバイブレーション!」を元に、新たに日本のロック・ポップスの歴史を総括しようと企画された展覧会。

 主催する70’sバイブレーション横浜実行委員会の福島俊彦さんは「当時の横浜はただかっこいいだけではなく、カルチャーを生み出すベースがあった。昔を懐かしむだけでなく、横浜が新しい文化を生み出してきた街であることを若い人たちにも会場を訪れて感じてもらいたい」と話している。

 入場料は、一般=当日1,200円、高校・大学=当日700円(中学生以下は無料)。9月13日までの会期中に何度でも入場できるチケット「ALLDAYS FREE PASS」は1,800円。開館時間は10時~19時30分(金・土は20時30分まで)。

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