建築家と連携した家造りを手がける建設会社「キクシマ」（横浜市港南区港南台4）が開設した「キクシマギャラリー」（横浜市中区北仲通3）で、3月8・9日、「第15回未来をのぞく住宅展」が開催される。

　主催は、全国各地で「未来をのぞく住宅展」を開催しているアーキテクツ・スタジオ・ジャパン（ASJ）。ASJは、全国2,436名の建築士が登録する建築家ネットワーク。施主と建築家とのマッチングサービス、工務店・建設会社と連携した適正なコストでの家づくりのシステム構築などを手がけている。

　8日は7人、9日は6人の建築家が会場に待機し、「建築家とハウスメーカーの違い」「建築家目線の土地選び」など、1日5回のセミナーを行う。さらに、具体的な家造りを考えている来場者を対象として、相談スペースも設けられる。

　この2日間に先立つ3月1日・2日にも「未来をのぞく住宅展」は行われており、『建築家が提案する上質な空間』『子育て世代の空間構成』など、各建築家による9つのセミナーが実施されたほか、3月1日には、書道家・杉本健爾さんによる特別企画ワークショップ「初めてでもできるインテリア書道」も開催された。

　イベントを担当した同社の茶円亜矢子さんは「今回は、通常よりも多い19組の建築家の展示ブースを用意した。新築・建て替えといったことを考えていない方でも気軽に相談できるリフォームが得意な建築家や、音や色など暮らしを上質にする住まいのアドバイスができる専門家もいるので、気軽に足を運んでいただけたら」と話している。

　セミナーは予約制。時間は10時～18時。セミナー内容の問い合わせ・予約はキクシマ（TEL 0120-70-3663）まで。