日本新聞博物館で2013年を振り返る「報道写真展」

「日本の誇り 世界の宝に」2013年5月13日撮影:静岡新聞

「日本の誇り 世界の宝に」2013年5月13日撮影:静岡新聞

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 日本新聞博物館(横浜市中区日本大通11)で1月11日から、「2013年報道写真展」が開催される。

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 同展では、東京写真記者協会加盟の新聞・通信・放送34社の記者が2013年の1年間に撮影した報道写真の中から約250点を紹介する。主催は日本新聞博物館、東京写真記者協会。

 2013年東京写真記者協会賞には、電車とホームの間に挟まれた女性を乗客や駅員らが力を合わせて救出する様子をとらえた「見せましょう!日本の底力を」(読売新聞東京本社、繁田統央)が選ばれた。会期中は、「一般ニュース」「企画」「スポーツ」「文化芸能」の各部門賞や奨励賞などの報道写真を展示する。

 作品は、一般ニュース部門賞(国内)=「天国の妹にささげる音色~伊豆大島の土石流被害~」(産経新聞社、大里直也)、企画部門賞(海外)=「チェルノブイリ27年 続く廃炉作業」(朝日新聞社、山本壮一郎)、スポーツ部門賞(海外)=「女王復活」(サンケイスポーツ、桐山弘太)、文化芸能部門賞=「ゆるくないジャンプ」(産経新聞社、大橋純人)など。そのほか、東京以外の各地(北海道、東北、中部、関西、関西スポーツ、九州)の写真記者協会が選定したグランプリ作品6点も展示する。

 関連イベントとして、会期中に写真記者による講演会や親子写真教室を開催する予定。

 日本新聞博物館は「さまざまな場面をとらえた報道写真には、そこにいる人たちだけでなく、撮影した写真記者の思いも込められている。日本人など多数の外国人人質が犠牲になったアルジェリアのテロ現場、2020年夏季五輪の東京開催決定、富士山の世界文化遺産登録決定、プロ野球・楽天の日本一など、2013年の国内外の動きをとらえたさまざまなジャンルの報道写真を月ごとに紹介する」としている。

 会場は2階・企画展示室。開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、一般・大学生500円、高校生300円、中学生以下無料。月曜休館。問い合わせは日本新聞博物館(TEL 045-661-2040)。3月30日まで。

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