食べる 買う

山下公園で「ASEANフェスティバル」-食・文化・音楽

ベトナムの歌姫Hien Thucさん

ベトナムの歌姫Hien Thucさん

  • 0

  •  

 国際機関日本アセアンセンター(東京都港区)は山下公園(横浜市中区山下町279)で10月5日と6日、日・ASEAN友好協力40周年記念事業「ASEANフェスティバル2013」を開催する。

[広告]

 日本とASEAN(東南アジア諸国連合)との交流は1973年に設立された日・ASEAN合成ゴムフォーラムに始まり、今年で40周年。同フェスティバルでは官民一体となり、「食」「文化」「音楽」などさまざまな側面からASEANの魅力を紹介する。動員目標は2日間で約8万人。

 ASEANは、東南アジア地域の10カ国からなる地域協力機構。加盟10カ国は、ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム。国によって国土の広さや人口の規模、政治体制、経済体制、言語などが大きく異なる。

 期間中は、ASEAN各国の名物料理が味わえる飲食ブースをはじめ、ASEAN諸国の食材や雑貨・民芸品の物販コーナー、ASEANに関連する自治体・団体、ビジネスや観光を取り扱う企業ブース、NGO・NPO、大使館など約70ブースが出店。

 ステージイベントには、ベトナムの歌姫Hien Thucさん、ラオスの人気POPグループ「OVERDANCE」などの来日アーティストのほか、アニメ好き女子の6人組ユニット「A応P」、ガールズユニット「Lottin」、ヒーリングシンガーのMyuさんらが出演し、ASEAN地域の伝統音楽や舞踏、ポップミュージックなどを披露する。

 また、会場内に10カ所のスタンドを設置し、スマートフォンなどの携帯情報端末で参加できる「ASEANフェスティバルスタンプラリー」も開催する。

 ASEANフェスティバル2013事務局の杉山彩香さんは「今回は『Meet ASEAN~ASEAN がやってきた~』をメッセージに、日本ASEANセンターが中心になりASEAN諸国のバラエティーに富んだ魅力を紹介する。食を通じて多種多様なASEAN文化を感じていただき、ステージで本場の伝統芸能を楽しんでもらえたら」と話している。

 会場は山下公園 おまつり広場。開催時間は10時~19時。入場無料、雨天決行。

 国際機関日本アセアンセンターは、ASEAN加盟国政府と日本国政府により1981年に設立された国際機関。ASEANから日本への輸出の促進、日本とASEAN諸国との投資と観光・交流の促進を図り、ASEAN商品の展示・商談会や各種セミナー、ワークショップの開催、ミッションの派遣・招へい、人材育成、ASEAN文化交流イベントなど多岐にわたる事業を行っている。

ピックアップ

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース