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横浜産貿ホールで「アペリティフの日」-宮城の食応援ブースも

色鮮やかなアミューズブーシュやデザート、ワイン、カクテルなどを提供

色鮮やかなアミューズブーシュやデザート、ワイン、カクテルなどを提供

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 NPO法人横浜ガストロノミ協議会は6月7日、横浜産業貿易センタービル1階「マリネリア」(横浜市中区山下町2)で「アペリティフの日2012 in 横濱」を開催する。

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 「アペリティフ」は、食と人生を楽しむためのフランスでの習慣。食事の前に皆で集まり、食前酒やアミューズブーシュ(おつまみ)を楽しむ時間のこと。同イベントを企画・運営するNPO法人横浜ガストロノミ協議会は、地元を代表する和・洋・中の料理人やソムリエ、パティシエ、バーテンダーらで構成されている。

 今年は、「未来へつなぐ~横浜の『食』のオールスターが伝えるハマのアペ文化」をテーマに、市内で活躍するシェフやソムリエ、バーテンダーによる色鮮やかなアミューズブーシュやデザート、ワイン、カクテルなどを提供する。

 会場では、日本バーテンダー協会によるパフォーマンスショー、横浜ゆかりの著名人によるチャリティーオークション、パフォーマー「アコる・デ・ノンノン」のアコーディオン演奏を実施。そのほか、宮城県の食応援ブースが初出店し、伊達の旨塩、石巻の焼きのり、せいろむし焼きそば、気仙沼産ふかひれ濃縮スープなどを販売する。

 イベントの収益の一部は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災地支援に充てられる。

 NPO法人横浜ガストロノミ協議会 理事長の今平茂さんは「横浜を代表する約30店舗のホテル、レストランの料理長の皆様による自慢のアミューズ・ブッシェ。地元のソムリエさんによるワインサービス、バーテンダーさんの素晴らしいカクテル、パテシェによる各店の自慢の焼き菓子などをご用意致します。横浜のオールスターのシェフの味、地元のオードゥブルと食前酒などハマの『アペ横浜スタイル』をごゆっくりとお楽しみ下さい」と話す。

 開催時間は19時~20時30分。定員は約650人。チケットは事前販売制で、1人5,000円(フード引換券10枚、カクテル引換券3枚、ドリンク割引券1枚)。詳細は「アペリティフの日2012」公式サイトで。

 フランス食料農業漁業省・フランス食品振興会(SOPEXA)が、毎年6月の第1木曜を「アペリティフの日」と提唱して9年目を迎え、日本では今年、横浜を含む全国11都市で「アペリティフの日」が開催される予定。

 NPO法人横浜ガストロノミ協議会は、2007年の発足後、横浜の食を通じての発展・向上、次世代の育成・食育に貢献することを目的に、小・中学校での食育や横浜の地産地消を伝える活動。また、アフリカの子どもたちや東日本大震災被災地への食を通じた支援活動などを行っている。

 横浜では6月2日、日本で唯一のフランス文化の祭典「横浜フランス月間2012」が開幕。開催期間は6月2日から7月15日。会期中はフランスをテーマにした映画や音楽、ダンス、演劇、グルメなど多彩なイベントが行われる。

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