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bjリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」ファイナルズ進出決める-秋田に勝利

決定戦でシュートを放つ横浜のジャスティン・バーレル選手

決定戦でシュートを放つ横浜のジャスティン・バーレル選手

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 今シーズンからプロバスケットボール・bjリーグに新規参入した「横浜ビー・コルセアーズ」は、5月10・11日に横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で行われたプレイオフ・カンファレンスセミファイナルで秋田ノーザンハピネッツを破り、リーグ一番乗りでファイナルズ進出を決めた。

試合後、観客席からの祝福の歓声と拍手に応える横浜ビー・コルセアーズの選手たち

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 横浜は昨年10月から先月まで行われたシーズンを31勝21敗、イースタン・カンファレンス2位の成績で終えた。これにより、セミファイナルをホームで開催する権利を獲得。ファーストラウンドを勝ち抜いた秋田(イースタン3位)を迎えて、2日間で3試合が行われた。

 横浜は10日の第1戦で86-74と勝利したが、11日の第2戦は秋田に12本の3ポイントシュートを決められるなど苦戦。第2クォーターまでは一進一退の攻防が続いて35-36の1点差で前半を折り返したものの、第3クォーターで10点差をつけられ、そのまま押し切られて69-82で敗戦した。

 この結果1勝1敗となり、第2戦の直後に前後半5分ずつの特別ルールとなる決定戦を実施。横浜はこの試合でシーズンMVPを獲得したジャスティン・バーレル選手が12点をあげる活躍を見せ、最後まで追いすがる秋田を振り切って18-15で勝負を決めた。

 参入初年度でプレイオフに進出した地元チームを応援しようと、横浜文化体育館には2日間で3,300人を超える観客が集まった。白熱した試合展開に会場は大いに盛り上がりを見せ、横浜のファイナルズ進出が決定するとコート内外は歓喜の渦に包まれた。2日目のコートサイドには横浜市の林文子市長も応援に訪れ、試合後には今月誕生日を迎えた市長にチームから花束とプレゼントが贈呈されるサプライズもあった。

 横浜ビー・コルセアーズのレジー・ゲイリーヘッドコーチは「チームとして初めてのシーズンでここまで来られたという特別の日であり、すごくうれしい。2戦目に敗れたが、決定戦はしっかりと切り替えていいゲームをすることができた。そんな選手たちをとても誇りに思う」とコメント。また、応援に駆け付けた林市長は「今日の試合にはとても興奮、そして感動しました。ぜひ来週も有明に足を運び、ファイナルズを戦う横浜を応援しましょう」と呼びかけた。

 5月19日と20日に有明コロシアム(東京都)で行われるファイナルズは、セミファイナルを勝ち抜いた4チームで競われる。横浜は19日にイースタン・カンファレンスファイナル(相手チームは浜松・東三河フェニックス対新潟アルビレックスBBの勝者)を戦い、勝利した場合は20日のリーグチャンピオンを決するファイナルへ進出、敗れた場合は同日の3位決定戦に回る。

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