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横浜都市発展記念館で「チンチン電車が走った時代 まちの主役!路面電車」展

桜木町駅前 / 昭和29年(長谷川弘和氏撮影写真)

桜木町駅前 / 昭和29年(長谷川弘和氏撮影写真)

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 横浜都市発展記念館(横浜市中区日本大通12)で1月28日より、特別展示「横浜にチンチン電車が走った時代 まちの主役!路面電車」が開催されている。

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 横浜から市電が消えて、今年で40年。同展では、前身である横浜電気鉄道の時代から横浜市電が廃止になるまでの横浜の路面電車の歴史をふりかえる。「市民の足」として人びとから長く親しまれた市電のなつかしい姿を紹介する。

 展示は、横浜電鉄から市電、そして廃止になるまでの路面電車の足跡を、市民などの協力により、約200点の写真や記念乗車券などの資料でたどる。横浜市電保存館(磯子区)の協力により、電車運転系統図や運転台なども展示する。

 横浜都市発展記念館調査研究員の岡田直さんは「今春、市電が廃止されてから40年という節目になります。皆様には、明治から昭和の横浜の街の姿となつかしんでいただき、路面電車は町の発展と深いかかわりがあるということを知っていただければと思います。また、ヨーロッパでは公共交通として復活しつつある路面電車を、日本でも見直すきっかけになれば」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(入館は16時まで)。月曜定休。入館料金は大人=300円、小中学生 150円。4月1日まで。

 横浜の路面電車は、1904年に民間の横浜電気鉄道により走らせたのが始まり。1921年に市営化され、市電の時代に入った。関東大震災、横浜空襲などを経て、市民の足として親しまれた。昭和30年代には最大で車両数181両、停留所数135カ所あったが、マイカーの普及など交通網の発展により1972年に廃止された。

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