横浜市立野毛山動物園（横浜市西区老松町63）で2月4日と5日、中学生以上を対象とした「大人の一日飼育体験」が開催される。

　飼育員の仕事を通して動物を間近で観察し触れることができる企画。普段入れない動物舎に入り、動物舎の掃除や餌の準備などを体験できる。当日は、班に分かれて飼育作業を行った後、園内に展示する動物解説パネルを作成する予定。

　開催時間は9時30分～15時30分。対象は中学生以上で、定員は各日15人（応募者多数の場合は抽選）。費用は保険料100円。申し込みは1月15日まで。

　同園では、レッサーパンダ、チンパンジー、フタコブラクダ、フンボルトペンギン、トラ、ライオンの各動物舎前で、動物たちの食事の様子を毎日公開している（飼育担当者の解説付き）。1月22日には、動物園専用の動物病院を紹介する「動物病院ガイドツアー」も。

　横浜市立野毛山動物園 広報担当の加藤妙さんは「一年に一度の人気イベントで、普段は体験できない動物の飼育作業を体験することができます。これから飼育係を目指す中学生や、子どもの頃の憧れを一日叶える大人の方。思い出に残る一日を野毛山動物園で過ごしてみませんか」と話している。

　開園時間は9時30分～16時30分（入園は16時まで）。月曜休園（祝日の場合は翌日）。入園料は無料。