写真発祥の地「横浜・野毛」で街を体感する「フォトラリー」

1970年代の「成田山横浜別院」

1970年代の「成田山横浜別院」

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 野毛地区を中心に8月20日、昔の横浜の景色から現在の街を探す「街を体感・フォトラリー」が開催される。

 横浜は日本の写真の創始者の一人である下岡蓮杖(しもおかれんじょう)が初めて写真館を開いたゆかりの地で、2012年は野毛に商業写真館ができてから150周年の節目の年に当たる。

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 フォトラリーでは、昔の野毛地区・吉田町・伊勢佐木町の写真が「お題」として渡される。参加者は街の人に話を聞きながら、その写真が撮影された現在の場所を探しあて、同じ角度で写真を撮影する。ラリーを早く制覇した上位3人には、昔の横浜の写真のポストカードを進呈する予定。

 同イベントは、本格的なレンタル暗室を運営している写真専門のNPO法人ザ・ダークルーム・インターナショナル、写真のプロ集団「ケイフォトサービス」が企画。8月6日より開催されている「Hana*Hana FESTIVAL 2011 ~幸せの架け橋」の一環として行われる。

 受付(出発・帰着点)は、映像文化の発信拠点「野毛Hana*Hana」(横浜市中区花咲町1)。開催時間は11時~16時。参加費は500円で、デジタルカメラを持参(携帯電話のカメラ機能でも可)。事前申し込み制で、当日参加も可。申し込みはHana*Hana FESTIVAL実行委員会事務局(TEL 045-325-8123)まで。

 NPO法人ザ・ダークルーム・インターナショナル代表の近藤宏光さんは「野毛は開港以来、舶来技術の象徴であった『写真』の文化が横浜を中心に広がっていくことになる『日本写真誕生の地』のひとつ。その野毛地区で『日本写真文化発祥地・横浜』『写真による対話・出会い』をキーワードに、写真が地域に果たせることの一環として、写真を軸とした地域の文化資源を活用し、市民が共有できるイベントを企画しました。これまで写真を『楽しむ』ことを原点にした多種多様なイベントや写真展を手掛けてきたが、写真は人と人をつなぐ素晴らしいものです。街の人々との交流をたのしみながら、街の魅力や歴史を知っていただけたら」と話す。

 横浜は幕末の1859年に開港後、多くの外国船を受け入れてきた港町で、「写真発祥の地」といわれている。馬車道の神奈川県立歴史博物館前には、横浜最初の日本人写真師・下岡蓮杖を讃える「日本写真の開祖」の碑が残されている。

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