三溪園で夏の風物詩「朝顔展」-大輪花・約300鉢を展示

横浜三溪園「朝顔展」の様子

横浜三溪園「朝顔展」の様子

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で7月27日より、夏の風物詩「朝顔展」が開催されている。

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 同イベントは、愛好者が日ごろ丹精込めて育てている鉢植えのアサガオを展示する恒例の催しで、今年で30回目。大輪のアサガオ約300鉢を展示するほか、来園者に広く朝顔に親しんでもらえるよう、押し花教室や園芸相談をおこなう。

 会期中は、毎朝アサガオの審査を行い、竹やプラスチック製の輪がついた支柱につるをからませた「行灯(あんどん)作り」、咲いた花の輪経を競う「切り込み作り」の作品など、大きく開花した入選花を「月影の茶屋(休憩所)」に展示するとともに、押し花やカラー写真の陳列、押し花の実演・指導、朝顔の作り方指導や園芸相談を受けつける。

 展示会場は外苑中央広場、月影の茶屋。展示=9時~12時、押し花教室=10時~13時(無料、最終日はなし)、押し花・カラー写真の陳列=12時~15時、園芸相談=9時~15時(最終日は12時まで)。

 期間中は毎日10時より展示会場内で抽選会を実施し、当選者に朝顔の鉢植えをプレゼントする(各日約20鉢)。

 三溪園 広報担当の吉川利一さんは「朝のうちの数時間のみ開くアサガオは、その潔さが江戸っ子の好むところとなったようで、以来現在まで親しまれている身近な植物といえます。この朝顔展では、ただ見るばかりでなく、こうしたアサガオの栽培方法や歴史、文化などの情報も出品者から聞くことができるかもしれません。園内はハスやスイレンも見ごろを迎えています。あわせて日本の夏を楽しんでみては」と話す。

 開園時間は9時~17時。入園料は一般(中学生以上)500円、65歳以上300円、小学生200円。7月31日まで。

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