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横浜で「国づくり・まちづくり・ひとづくり」テーマにカンファレンス

日本青年会議所 第60代会頭の福井正興さん

日本青年会議所 第60代会頭の福井正興さん

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で7月16日と17日、日本青年会議所主催の「がんばろうNIPPON サマーコンファレンス2011」が開催される。

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 サマーコンファレンス(サマコン)は、全国の日本青年会議所(JC)が行う運動を市民や企業などに広く発信するイベント。「明るい豊かな社会」の実現を目指すため、各界を代表する著名な講師を招き、「人づくり」「地域づくり」「国家づくり」を柱にさまざまなフォーラムやセミナーを行い、今の日本や地域が抱える問題とその解決の糸口を共に議論する

 今年のテーマは、「10年先の日本へ ともに歩もう確かな一歩~進取の精神とクオリアの追及による『尊敬される日本』の創造~」。

 「メインフォーラムI」では、民主党代表議員、自民党代表議員、経済評論家・政策アナリストの池田健三郎さんが登壇し、東日本大震災からの復興はどのようにして成し遂げられるべきか、そして、これからの日本はどのような国を目指すべきかという課題に対して、パネルディスカッションを実施。これからの「ひと」「まち」「くに」のあり方という切り口で、それぞれの立場から方向性を語り、10年先の日本が目指すべき姿を探る。

 「メインフォーラムII」次世代社会創造フォームには、女優の紺野美沙子さん、東京都副都知事の猪瀬直樹さん、北海道知事の高橋はるみさんを招き、安全・安心な社会の実現に向けて、東日本大震災から学んだ国家政策とガバナンスの壊れやすさ、無関心に揶揄(やゆ)される地域と個人との関わり方、次世代に残すべき安全・安心な社会についてパネルディスカッションを行う。

 日本青年会議所 第60代会頭の福井正興さんは「東日本大震災により日本は復興へ向けて、歴史的に大きな転換期を迎えています。この時代の転換期に、多くの国民が将来の夢さえも描けなくなりつつある中で、私たちは60年続いてきた青年会議所運動の歩みを止めることなく力強く運動を継続し、再び日本の未来をつくる旗手として頑張らなければならないと考えています。今年のサマコンは、東日本大震災によって直面する多くの課題に向き合い、その解決とともに、10年先の日本へ向けた確かな一歩を踏み出すために、国づくり・まちづくり・ひとづくりに関するさまざまな運動を発信致します」と話す。

 会場はパシフィコ横浜の国立大ホールほか。開催時間は7月16日=10時30分~17時、17日=10時~12時。入場無料。

 日本青年会議所は1951年設立。共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに全国的運営の総合調整機関として設けられた。現在、全国に青年会議所があり、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革などの社会的課題に積極的に取り組んでいる。神奈川ブロック協議会は県内の21青年会議所のメンバーが出向して構成されている。

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