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野毛・ジャズ喫茶「ちぐさ」が3日間限定復活-穐吉敏子さん対談も

トークイベントに出演するジャズピアニストの穐吉敏子さん ©Music Pocket

トークイベントに出演するジャズピアニストの穐吉敏子さん ©Music Pocket

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 野毛Hana*Hana(横浜市中区花咲町1)で11月26日から28日の3日間、老舗ジャズ喫茶「ちぐさ」のアーカイブ展「トシコがちぐさに帰ってくる!」が開催される。

 「ちぐさ」は、マスターの故・吉田衛さんが1933年に開店した日本最古と言われるジャズ喫茶。横浜大空襲で焼失後、1948年に再び開店。当時貴重な輸入ジャズレコードを聴かせる店としてにぎわい、渡辺貞夫さん、穐吉敏子さん、日野皓正さんらのジャズミュージシャンたちが通った店としても知られている。1994年に吉田さんが亡くなり、常連客などが営業を続けたが、2007年1月31日に閉店した。

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 今年6月に、「ちぐさ」を野毛地区の文化的資源としてとらえ、次世代につなげていくことを目的にした「ちぐさアーカイブプロジェクト」が発足。野毛のまちの人々とジャズや音響の専門家らで構成された同プロジェクトメンバーが、ちぐさの「オヤジ」こと吉田衛さんをよく知る「ちぐさ会」のメンバーとも連携し、「ちぐさの店舗を原寸大で再現・展示」する企画に取り組み、10月にアーカイブ展「野毛にちぐさがあった!」を開催した。

 アーカイブ展「野毛にちぐさがあった!」では、実際の店舗で使われていた音響機器や家具を配置し、実物大で店舗を再現したほか、「ちぐさ」が残した貴重なレコードや写真パネルなどの資料を展示。10日間で2,570人以上を動員した。

 今回は、アーカイブ展第2弾として、3日間限定で、再び店舗「ちぐさ」を実物大で再現。好きなアルバムのリクエストも受け付け、当時のアナログ音響でレコード鑑賞が楽しめる。そのほか、マスターの吉田さんが生前ミュージシャンらと交わした書簡、写真パネル、レコードジャケット、年表などの貴重な資料を展示する。

 27日には、当時「ちぐさ」に通っていたミュージシャンの一人である国際的ジャズピアニストの穐吉敏子さんを迎えたトークイベント「穐吉敏子スペシャルトーク:横浜とジャズ」を行う。

 同プロジェクト事務局担当の嘉藤笑子さんは「穐吉さんには、プロジェクトの監修をお願いしている横濱ジャズプロムナードのプロデューサー柴田浩一さんとの対談形式で『横浜とジャズ』について、ちぐさの思い出とともに語っていただく予定です。10月のアーカイブ展を見逃したという方はぜひ来てほしい」と話す。

 会場は野毛Hana*Hana 2階フリースペース。開催時間は11時~19時(27日のトークイベントは16時~17時)。入場料は500円(コーヒーまたはジュース一杯付き)。27日「穐吉敏子スペシャルトーク」は別途500円必要。問合せは野毛Hana*Hana内「ちぐさアーカイブプロジェクト」(TEL 045-325-8123)まで。

 野毛地区では、サウンドディレクターの川崎義博さんが実行委員長を務める「ちぐさアーカイブプロジェクト」メンバーが中心となり、将来的に「ちぐさ」のアーカイブを広く一般公開できる「常設化した拠点」の設置を検討している。今回の「ちぐさ」限定復活は未来に向けた取り組みの一環。

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