横浜シティガイド協会が「ヨコハマ達人まち歩き」-講演会と食事つき

「山手フランス月間ガイド」の様子(2008年6月)

「山手フランス月間ガイド」の様子(2008年6月)

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 横浜シティガイド協会(横浜市中区花咲町1)は4月22日、まちの達人と横浜を巡る「第1回 ヨコハマ達人まち歩き」を開催する。

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 「ヨコハマ達人まち歩き」は、横浜シティガイド協会がこれまで行ってきた地域のまち歩きツアーに、専門家を招いた講演会や食事(または軽食)をあらたに加えた企画。毎回異なるコースで実施され、参加者は各分野の達人が行うガイドツアーと講演から「まち」の歴史や文化を学び、横浜を代表する老舗で食事を楽しむことができる。

 まちの達人は、作家の山崎洋子さんをはじめ、近澤レース店の代表取締役社長の近澤弘明さん、横浜市立大学名誉教授の加藤祐三さん、餃子屋萬里店主の福田豊さんら。

 第1回目のコース名は「山手の丘の物語」。横浜シティガイド協会副会長の嶋田昌子さんのガイドのもと、横浜開港期に外国人の居留地であった「山手」に大正末期から昭和初期にかけて建てられた洋館を巡る。

 当日は、JR石川町駅元町口に9時30分集合後、イタリア山庭園~山手公園~元町公園~港の見える丘公園をまわり、大佛次郎記念会館で「開港期の歴史」に関する講演後、大佛夫人が同記念館を訪れる人たちのために始めたカフェ「ティールーム 霧笛」で軽食をいただく。開催時間は9時30分~13時(所要時間3時間30分)。

 定員30人(最少催行人数20人)。参加費は1人3,900円(ガイド料、食事代、講演料、観光マップ、ボランティア行事用保険込)。問い合わせは横浜シティガイド協会(TEL 045-261-1471)まで。

 今後は毎月1回のペースで「ヨコハマ達人まち歩き」を開催していく予定(8月を除く)。詳細は横浜シティガイド協会のホームーページより。

 横浜シティガイド協会の松田敦子さんは「普段はなかなかお会いできない横浜の達人から、身近にお話を伺える贅沢な企画です。建物の歴史や文化の説明に終わらない内容ですので、新たな側面からまちの魅力を発見できるのでは」と話している。

 横浜シティガイド協会は、市内を中心とした地域のまち歩きをガイドするNPO法人で、1992年に生涯学習のグループとして発足。市民の視点から眺めた横浜の変貌(へんぼう)をとらえ、歴史的な要素や新しい情報を交えながら、年間300回ほどのガイドを実施している。

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