首都高速道路公団は、横浜･みなとみらい方面と磯子・金沢・三浦半島方面とを首都高速で直結する新ルート「本牧ジャンクション」を12月22日15時 に開通する。それにより、一般道では35分かかる八景島―みなとみらい間のアクセス所用時間が、本牧ジャンクション経由では18分になる。新設された箇所は横浜市中区新山下1丁目から本牧ふ頭までの区間で、着工から完成までの期間は約2年4ヵ月、事業費は228億円。同公団の試算によると、開通によって得られる時間短縮・周辺道路の混雑緩和などの社会的便益の経済効果は年間100億円にのぼる見込み。また、浮遊粒状物質(SPM)を年間約２トン（ペットボトル2万本分）削減など、環境改善面の効果も期待されている。関内・中華街等へ直接下りられる「石川町出口（仮称）」の新設は年度内に都市計画決定される見込みで、3年後に実現する予定。首都高速道路公団