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赤レンガ倉庫で横浜伝説の娼婦「ハマのメリー」写真展

8月4日のトークショーより(左より、中村高寛監督、森日出夫さん、五大路子さん)

8月4日のトークショーより(左より、中村高寛監督、森日出夫さん、五大路子さん)

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 横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で、8月3日より写真家・森日出夫さんの写真展「ハマのメリー」が開催されている。

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 森日出夫さんは横浜在住の写真家で、1970年代から横浜の港・街・人を「森の観測」と名づけ、独自の感性で森の「記憶」を記録している。1995年に横浜の伝説的な娼婦メリーさんの写真集「PASS ハマのメリーさん」を刊行、その後未発表写真を増補し「PASS#2 ハマのメリーさん」を復刊。

 今回の展覧会は、横浜出身の女優・五大路子さんによるひとり芝居「横浜ローザ2009 赤い靴の娼婦の伝説」の公演に先立つ写真展で、写真集「PASS」に納められたメリーさんのモノクロ写真をはじめ、横浜ローザ、赤レンガ倉庫を記録した28作品を展示している。

 作品は、メリーさんが木のベンチに腰掛け化粧ミラーを覗き込む横顔、伊勢佐木町モールの中、荷物キャスターを片手に人波を横切る姿、ショーウィンドウ前でたたずむ様子、マニキュアで綺麗に手入れされたメリーさんの手元を記録した写真など。中には、メリーさんがいつも座っていたという「愛してるよメリーさん」とマジックで書かれた椅子を写した作品も。

 会場で8月4日に行われた「スペシャルトークショー」には、五大さん、森さん、ドキュメンタリー映画「ヨコハマメリー」を手がけた中村高寛監督が出演し、今もなお日本の戦後史を象徴する存在として人々の心に生き続けるメリーさんを振り返った。メリーさんを撮り続けてきた森さんは「メリーさんに毎年会うたび、異なる顔や表情に出会い、ストーリーを感じた」。五大さんは「私はメリーさんに実際にお会いし握手をし、何かを伝えなければと強く感じた。ローザを演じているが、毎年何を語るべきなのか自分の内側に思いがあふれ、違うローザが生まれる」と熱く語った。トークショーの終わりには、五大さんが舞台で唄う一節を披露し、会場より拍手がわき上がる場面も。

 開催時間は10時~22時(最終日は18時)で、会場は赤レンガ倉庫1号館1階。入場無料。8月9日まで。

 舞台「横浜ローザ」は、白塗りの厚化粧に独特のドレスを身にまとい横浜の街角に出没していた伝説の娼婦「ハマのメリーさん」をモデルに五大さんが5年間かけて取材し、脚本家・杉山義法さんがシナリオを手がけた作品。1996年の初上演以来、五大さんが演じ続けてきたひとり芝居で、公演は100ステージ以上。今年は8月13日・14日・15日・16日の全5公演。チケットは、一般前売4,200円(当日4,500円)、学生前売2,700円(当日3,000円)の全席指定。会場は、横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール。

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