横浜に本社を置く船会社各社は、8月1日に行われる神奈川新聞花火大会のためのクルージングの特別プランを企画している。
プランは、神奈川新聞社が1986年から毎年行っている恒例の花火大会に合わせたプラン。直径480メートルに及ぶ「2尺玉」や大スターマインなど、大玉を中心にした約8,000玉の花火とみなとみらい21地区の夜景を、潮風を感じながら船上で鑑賞できる。
クルージングバー「横浜パラダイス」を運営するマリンツーリスト(横浜市中区本牧ふ頭5、TEL 045-622-5130)は、個人向けプランは完売したが、少人数10人から受付の団体向けチャータークルージングプランを販売中。料理はデザート付のイタリアン8品とフリードリンクが付いて大人1人20,000円。ぷかり桟橋から出航予定だが、時間や乗船場所は相談可能。
水上バス・遊覧船を運航する京浜フェリーボート(中区海岸通1、TEL 045-201-0821)は、通常横浜を航行しない水上バス「竜馬」を、東京都観光汽船から特別に借り受けて用意。乗船可能人数550人のところ、定員を200~250人に限定、オープンデッキや窓辺でゆったりとした鑑賞ができる。松花堂の二段弁当とフリードリンクがついて大人1人15,000円、小学生10,000円。大さん橋ふ頭ビル1階から18時30分ごろ出航。
エンターテイメント&レストラン船のロイヤルウイング(中区海岸通1、TEL 045-662-6125)は、18時15分に国際ターミナル大さん橋から出航。立食バイキングとフリードリンクが付きで大人1人22,500円、小学生5,000円、幼児が1,050円で販売したが、すでに完売した。
各プラン要予約。予約は各社の電話、もしくはホームページから。
同大会は、今回で24回目を迎える横浜の夏の風物詩的イベント。昨年の動員数は27万人。クルーズプラン以外にも、カフェ・レストランによる特別鑑賞ディナープランや、ホテルの特別宿泊プランも人気。開催時間は19時15分から20時30分。荒天時は8月2日に順延。