横浜で「グリーンEXPO」-エコ・アクション・ポイントを導入

昨年のイベント時の会場風景

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 健康や環境に配慮した生活を志向するグリーン消費者向けのイベント「グリーンEXPO~エコとオーガニックが大集合~」が7月4日、5日にパシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)のB、Cホールと野外エリアで開催される。

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 70以上の企業や団体が一堂に会し「おいしくて、楽しくて、カラダによくって地球にもいい」グリーンなライフスタイルのための商品や技術やサービスを紹介する。同イベントは、過去5年間、20,000人を集客していた「オーガニックフェスタ」の対象を広げ、規模を拡大して開催するもの。

 会場には、衣・食・住・美容など、テーマが異なる9つのゾーンが設けられ、各テーマの専門家がプロデュースを行う。新たなキーワード「ナチュラルエイジング」を打ち立てた飲食店の展開などを行う南清貴さん、エコ・リュクスなライフスタイルのファッション・ジャーナリストの生駒芳子さん、日本に初めてLOHAS(ロハス)を紹介したとされる大和田順子さんらが担当。子ども向けブースでは、世界約24カ国で笑顔の写真とメッセージを集める「MERRY PROJECT(メリー・プロジェクト)」も参加。植物を使ったワークショップで、実際に土に触れる機会も設けられる。

 野外のイベントステージでは、音楽演奏やパネルディスカッション、セミナーやヨガ教室、Cホールでは、フリーマーケットも同時開催される。特設ステージでは横浜開港150周年記念事業の環シルクロードエコテックアート展のほか、「エコとオーガニック」をテーマにした子供の絵コンテストも。

 また、搬入、搬出、来場者の交通などイベント運営上排出される二酸化炭素をオフセットする環境配慮型カーボンゼロイベントというのも特徴の一つ。昨年10月から環境省が提示した事業「エコ・アクション・ポイント」を全面的に取り入れ、入場料や会場内の買い物の際にこのポイントを進呈する。消費者はポイントを貯めることで景品と交換できる。

 グリーンEXPO運営事務局の川上征人さんは「イベント開催でどうしても発生してしまうCO2を、今回のEXPOでオフセットすることでグリーンなイベント運営を目指します。このイベントが、暮らしに関するあらゆるものを意思を持って選択し『買う社会責任』を意識して『買い物で世界を変える』グリーンコンシューマーや企業・団体が増えるきっかけの場になっていければ」と話す。

 開催時間は10時~18時(最終日・フリーマーケットは17時まで)。入場料はグリーンEXPO=500円/日(事前登録で無料)、フリーマーケット=300円/日、両エリア共通券=600円/日(小学生以下無料)。

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