歴史的建造物「横浜松坂屋」が閉店を前に店内撮影会

1937年に設置されたエスカレーターサイドに施されたアールデコ調のデザイン。当時、横浜の百貨店としては斬新なデザインで評判を呼んだという。

1937年に設置されたエスカレーターサイドに施されたアールデコ調のデザイン。当時、横浜の百貨店としては斬新なデザインで評判を呼んだという。

  •  

 今年10月に144年の歴史に幕を下ろす横浜松坂屋(横浜市中区伊勢佐木町、TEL 045-261-2121)は、10月1日より歴史的にも価値の高い建物の様子を多くの人に写真に残してもらおうと「店内撮影会」を実施している。

 1921年に建設された横浜松坂屋は、戦前のデパート建築では唯一横浜に存在する建物で、当時の伊勢佐木町の繁栄をうかがわせるアールデコ調の装飾が特徴となっている。改装時には近代建築の重鎮でもあった夏目漱石の義弟、鈴木禎治さんが設計に参画。2004年には横浜市の「認定歴史的建造物」となった。

[広告]

 同店の担当者は「お客様からの要望も多く寄せられたこともあって企画した。1937年に設置されたアールデコのエスカレーターサイドのデザインなど見どころがたくあり、ぜひこの機会に歴史的価値のある写真をカメラに収めてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時30分~18時(閉店1時間前まで)。10月26日まで。

ヨコハマ経済新聞VOTE

住むならどのエリア?