マリタイムミュージアム休館前に特別展-タイタニック生存者手記も

横浜マリタイムミュージアム

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 横浜マリタイムミュージアム(横浜市西区みなとみらい、TEL 045-221-0280)が9月29日よりリニューアルのため休館する。2009年4月には「横浜みなとみらい博物館」として展示内容も一新される予定で、設立から20年間の感謝を来場者へ伝えようと「休館直前感謝ウイーク」と題して特別展示が開催される。

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 期間中は、1912年に大西洋で氷山に衝突し沈没した英国の豪華客船タイタニックの生存者、細野正文さんによる手記を公開する。細野さんは唯一の日本人乗船客で、衝突してからの出来事を詳細に便箋に記録していたという。そのほか、学芸員による常設展示ツアーやオリジナルグッズの抽選会などを実施。また、最終日の9月28日は入館料が100円(通常大人600円)となる。

 横浜マリタイムミュージアムは港と船をテーマとする博物館として1989年3月に開館。今年、来館者数250万人を突破した。リニューアル後は隣接する「帆船日本丸」も合わせて「横浜港をテーマとしたフィールドミュージアム(野外博物館)」として位置づけ、開港から150年の歴史を中心に横浜港に関する情報を紹介。そのほか、資料・図書のデータベースなどの情報システムを整備し、横浜開港150周年記念事業の拠点施設のひとつとして機能させる計画だという。帆船日本丸は来年1月5日より休館する。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は高校生以上=600円、小中学生=300円(毎週土曜は高校生以下無料)。

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