バンタン横浜校が「創造空間・万国橋SOKO」に移転-施設開放も

内装完成予想図

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 バンタンキャリアスクール(東京都渋谷区)は4月7日、開校10周年を迎えた「バンタンキャリアスクール横浜校」(西区北幸2)をみなとみらいに移転し、「バンタンキャリアスクール SOCO横浜」としてオープンする。

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 新校舎は、かつて港の倉庫として使われていた「万国橋倉庫」を改修し、アート・デザイン関連企業や教育機関が入居・活動する拠点として再整備された「創造空間・万国橋SOKO」(中区海岸通4)の1階。

 新校舎の床面積は前校舎のほぼ2倍で、元倉庫の広大なスペースを活かし、多目的にレイアウトを変更できる可動式のパーテーションで教室を仕切るほか、異分野クラスとの交流が深まる開放的な空間が特徴。インテリアは同校のOBらが中心になり設計した。市が設置した「映像コンテンツ制作企業等立地促進助成制度」により、移転にかかる費用の助成を受けたという。

 同校では映像作家養成コースを新設し、最新のクリエイティブスタジオと機材を導入する。また、個別指導が行き届くよう、1クラスの人数を10人前後と少人数制とした。初年度の受講者数は約500人を予定。

 「創造空間・万国橋SOKO」は、物件を所有する「国際コンテナターミナル」が、横浜市が推進するナショナルアートパーク構想の「馬車道創造界隈」計画に賛同し、再整備した創造拠点。

 同社常務取締役の藤原氏は「映像施設や交流スペースなどは、横浜市の力も借りてより充実したものにしていきたい。スタジオ等の施設をプロのクリエイターの方に活用していただくことはもちろん、市民の方や他の企業・大学等とも連携・交流しながら実践教育の場として、校舎を開放していきたい」と語った。

 同校では4月7日~9日の11時~19時まで見学会(予約不要・見学自由)を開催する。7日19時から同校舎のデザインコンセプトなどを映像を使い紹介するオープニングイベントが行われる。問い合わせはバンタンキャリアスクール(担当:生田目、namatame@vantan.co.jp)まで。

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