謎解きブランド「NAZOTOWN」を運営する集遊（横浜市中区日本大通）は11月29日、みなとみらいを舞台にした観光型謎解きイベント「黒猫集遊観光社 みなとみらい謎解き観光ガイドツアー」を始めた。

　参加者が実際に街を歩きながら、景観・施設・歴史をモチーフにした謎を解く同イベント。街のさまざまな地点に手がかりを配置してあり、自然にエリア内を歩きながら謎解きと観光を同時に楽しむことができる。

　参加には謎解きキット（2,200円）の購入とインターネットにつながったスマートフォン（ブラウザ）が必要。キットは有隣堂横浜駅西口ジョイナス店（西区南幸1）、有隣堂ルミネ横浜店（西区高島2）、BankPark YOKOHAMA（中区本町6）内のショップ「CRAFT.」で販売する。

　キットは、架空の観光ガイド「黒猫集遊観光社」によるストーリーと、みなとみらいの観光情報を集めたガイドブックから成る。観光社の社長や社員たちが案内役となり、参加者は観光情報に紛れた手がかりを探しながら謎を解く。

　謎の難易度は初心者～中級者向け。謎解きイベントに参加するのが初めての人や慣れていない人でも楽しむことができる。所要時間は3～5時間を見込んでいる。

　同社代表取締役の小川真輔さんは「みなとみらいを良く知る地元の人にとっても、謎があることで街がいつもとちょっと違った景色に見えるかもしれません。観光でいらっしゃる方にも、謎に導かれながら、横浜散策コースで素敵な街歩きのお時間を過ごしていただきたいです。横浜愛にあふれる作品となっていますのでお楽しみに」と参加を呼びかける。

　2026年5月10日まで。