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「ホッチポッチ」は英語で「ごちゃまぜ」の意味。音楽祭は、国籍や世代、障がいの有無、音楽ジャンルを越えて、誰もが音楽でつながる場を目指して2009年にスタートした。17回目となる今年は、企画から運営までを100人を超える市民ボランティアが担い「街の手づくり音楽祭」として開催される。
ステージではポップス、ニューオリンズスタイルジャズ、スカ、R&B、クラシック、合唱、中南米民族音楽など、多様なジャンルの音楽演奏を展開。公園内では、マーチングパレードや、急に始まるクラウンショーなども行われる。
フィナーレは、サザンオールスターズの「勝手にシンドバット」を出演者も観客も関係なく歌ってイベントを締めくくる。
音楽・アート・遊びが交差する「ごちゃまぜ出店エリア」では、オーガニックわたあめやインドカリー、燻製、発酵マヨネ、紙のアクセサリー、ヒーリング占い、手づくり楽器、クラフトビールなど、個性的な出店が立ち並び、イベントの目玉となっている。
また、視覚障害のある方に音楽の魅力を声で伝える「ミュージックジャーニー」など、誰もが楽しめる工夫も取り入れている。
代表の長谷川篤司さんは「なんの後ろ盾のない市民が“街に音楽をあふれさせたい”という想いだけで1年準備してきました。ボランティアで創る音楽祭は、やさしくて柔らかく、時間の流れがゆっくりに感じます。自分の好きが広がる機会になりますので是非遊びに来てください」と参加を呼びかける。
 開催時間は、11月1日=12時30分~17時、2日=11時30分~17時30分。入場無料。