
横浜市中区で8月2日と3日、スポーツ、音楽、アート、ビジネス、国際協力の切り口で、アフリカとの交流を促す体験型イベント「Sport for Tomorrow × Africa Action Day 2025」が開催される。
アフリカ各国出身の登壇者によるクロストーク「Africa Voices」
JICA横浜(横浜市中区)と横浜カントリー・アンド・アスレチッククラブ(YC&AC、中区矢口台11)の2会場で実施。8月20~22日にパシフィコ横浜で開かれる第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の公式パートナー事業として行われる。イベントの企画・運営には若者が中心的に関わり、グローバル人材の育成と日本とアフリカの持続可能な関係構築を目指している。
JICA横浜会場では、アフリカダンス教室やファッションショー、音楽ワークショップなどを通じて身体でアフリカ文化を感じる「アフリカチャレンジマーケット」を展開。アフリカ出身登壇者とのクロストーク「Africa Voices」や親子向けワークショップ「アフリカ布ハギレ貯金箱」も行い、夏休み中の子どもたちが社会課題を学ぶ機会を提供する。
YC&AC会場では、2025年にセネガルで初開催されるユースオリンピックゲームズを見据え、「ベースボール5」と「バスケットボール3×3」を体験できるプログラムを用意。国籍や障がいの有無を超えて楽しむ「インクルーシブスポーツフェスタ」や、世界の伝統とアフリカンリズムを融合させた「World Bon Bon」盆踊りも実施し、夕刻までにぎわいを演出する。
横浜市は2013年開催のTICAD5以降、アフリカ諸国との経済連携や文化交流を継続してきた。
開催は8月2日=10時~15時・3日=10時~15時(JICA横浜)、13時~21時(YC&AC)。参加費無料。