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みなとみらいビルの全館点灯「タワーズミライト アップ」 ライトダウンも実施

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 みなとみらい21地区で、みなとみらいのオフィスをはじめとする約40のビル群が一斉にライトアップするイベント「TOWERS Milight “UP”(タワーズミライト アップ)」が12月23日に開催される。

タワーズミライト アップ参加企業一覧

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 今年で26回目を迎える恒例のライトアップイベントで、横浜市が再生可能エネルギーに関する連携協定を締結した茨城県神栖市の風力発電所と太陽光発電所で作られた電力のトラッキング付非化石証書を購入し、環境に配慮して開催する。今回は、環境や電力などに配慮し、実施時間を従来の5時間から3時間に短縮して開催する。開催時間は18時~21時。

 今年度から脱炭素への挑戦として、約30のビル群によるライトダウンのイベント「TOWERS Milight “DOWN”(タワーズミライト ダウン)」も開催。みなとみらい21地区が2022年4月に脱炭素先行地域に選定され、2030年度までに電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを目指していることや、昨今の電力不足の状況などを背景に、初の試みとしてライトダウンイベントを行う。 開催日時は、2月24日19時~21時(コア時間=20時40分~21時)。世界中の人々が同日同時刻に消灯することで、地球温暖化防止と環境保全の意思を示す、WWFが主催する毎年3月に実施される世界最大級の消灯アクション「EARTH HOUR(アースアワー)」の取組を参考に、各ビルで可能な範囲で消灯を行う。

 主催する一般社団法人横浜みなとみらい21は「今年度の開催にあたっては、参加企業と議論を重ね、従来のイベントが目的としていた街のにぎわいも重要な一方で、昨今の環境問題や電力不足などをふまえた脱炭素の取組も必要と考え、ライト“UP”と“DOWN”をあわせて開催することとした。普段とは違った風景を楽しみながら、脱炭素や節電について考える機会にしていただけたら」とコメントしている。

 タワーズミライトは、1996年に横浜ランドマークタワーが1棟、全フロアを点灯したことをきっかけに始まった。回を重ねるごとに周辺施設も電気を点け始め、街のイベントとして拡がった。10年目を機にイベント名を「TOWERS Milight」に決めて以降、毎年継続している。

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