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横浜市役所で「よこはま共創博覧会」 8日間・60プログラムで公民連携を発信

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 横浜市は10月21日から28日までの8日間、横浜市役所(横浜市中区本町6)で横浜市の公民連携の取り組みなどを発信する「よこはま共創博覧会2022」を横浜市役所のアトリウムなどで開催する。

「よこはま共創博覧会」を紹介するオンライントークが行われた

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 横浜の都市経営の新しいビジョンや公民連携の取組について、民間と行政それぞれの持つ知識やノウハウを最大限活用して、横浜を舞台に新たな価値を共に創る「共創」をキーワードに、市民、企業、金融、学校・研究機関などさまざまな主体と、これからの時代の共創のあり方について、共に考えていくための機会として8日間連続で約60の参加型プログラムを展開。会場とインターネットから配信する。

 初日の21日は1階アトリウムで、「これからの公民連携のあり方を考える」をテーマに11時から鈴木和宏政策局長、政策局、財政局、総務局職員によるオープニングセッションで開幕。「これからの協働×共創」「公民連携で取り組む持続可能な横浜の都市ビジョン」をテーマにしたセッションや、博物館と街のあり方を考える対談、郊外住宅団地の街づくり、「ウイズ・コロナ時代のウェルビーイングを考える」トークなどを行う。

 日別のテーマは、22日=「横浜の未来を担う子ども・若者との共創」、23日=「若手経済人との共創による持続可能な横浜の実現(共催:横浜青年会議所)」。24日=「脱炭素社会を実現する横浜版地域循循環型経済」、25日「多様なケアを支える横浜版地域循環型経済」、26日「市民一人ひとりのウェルビーイングを実現する対話の手法を体験する」、27日=「協業によって新たな価値を創発する~これからのオープンイノベーション」、28日=「金融とDX、協同労働で支える横浜の共創プラットフォーム」。

 22日は、横浜市と協定を締結して循環型社会・共生社会づくりに取り組む「Circular Yokohama」「LOCAL GOOD YOKOHAMA」のプロジェクトのコーディネートで、若手の社会起業家などによるトーク企画「ヨコハマサーキュラーフューチャーセッションズ」、23日は「アースデイ横浜2023プレフォーラム」、「共創時代のPR」が、24日は「横浜をつなげる30人」、26日は「水上アクティビティー共創」、27日は「中間支援組織の連携」をテーマとするセッションのほか横浜市役所1階から発信するインターネットラジオ番組も企画されている。

 あわせて、22日、23日、27日、28日は、横浜の野菜や加工食品、作業所の製品などを紹介する地域循環型マルシェ「夕方マルシェ」や、横浜市北部を中心とする起業家ネットワークによる「まちBizマルシェ」を行う。

 主催する横浜市政策局共創推進室長の伊勢田純さんは「 『よこはま共創博覧会』を通して、市内で繰り広げられる様々な共創の取組を多くの皆様に体感いただきたい。横浜市が共創をはじめとする公民連携にかける思いも伝えていけたらと考えている」とコメントしている。

 期間中、横浜市庁舎1階アトリウム展示スペースAでは横浜型地域貢献企業認定制度を紹介する展示も行われる。

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