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横浜公園周辺で「よこはま花と緑のスプリングフェア」 横浜の春を堪能

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 横浜公園周辺で4月9日、横浜の春の風物詩「第43回 よこはま花と緑のスプリングフェア2021」が始まった。

山下公園では10日・11日に「グリーンスナップマルシェ」も

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 メイン会場の横浜公園では、昨年11月に植えられた70品種10万本を越えるさまざまなチューリップを鑑賞することができる。歴史的建造物が並ぶ日本大通りでは、400メートルの「日本花通り」、横浜産貿ホール内では花と緑の作品展示「花と緑の園芸館」、山下公園では20区画の花壇が楽しめる「花壇展」が開催される。

 4月9日はメイン会場の横浜公園で横浜消防音楽隊の演奏と共に行う開会宣言などのオープニングセレモニーが行われた。オランダマスターフローリストのレン・オークメイドさんを招きチューリップと季節の花を使ったアレンジメントが披露された。

 横浜公園では期間中、竹細工や間伐材を使った物品の販売「自然がどっさりコーナー」や、協賛企業や横浜市みどりアップ関連事業の紹介するブースや、キッチンカーなどが出店する。

 山下公園では10日と11日にガーデンネックレス横浜2021の特別企画として「グリーンスナップマルシェ」を開催する。山下公園レストハウスは、期間限定で「ガーデンネックレス横浜2021」のインフォメーションセンターとしてオープン。花の見どころやイベント情報の提供のほか、横浜の花と緑をPRするマスコットキャラクター「ガーデンベア」のグッズ販売や、花や緑に関する書籍の無料貸し出し、キッチンカーの出店などをおこなう。4月10日には、公式YouTubeでライブ配信を行う。

 インフォメーションセンター内では、公園や街路樹などの公共機関から発生する剪丸太や枝を活用したイスや商品棚などを設置している。

 白からピンクへ移り咲きをする横浜市限定の希少な品種「ラバーズタウン」は、港の見える丘公園、アメリカ山公園、元町公園、山手公園、山手イタリア山庭園、里山ガーデンで見ることができる。

 開催期間は横浜公園と横浜産貿ホールが4月9日~11日(10時~16時)、山下公園と日本大通りは4月9日~5月5日。入場無料。

 2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため開催中止となった同イベントは、今年は「ガーデンネックレス横浜2021」連携イベントとして開催される。主催は、よこはま花と緑のスプリングフェア運営委員会(横浜市、横浜市緑の協会ほか)。「ガーデンネックレス横浜2021」は、みなとエリア(3月27日~6月13日)と里山ガーデン(3月27日~5月9日)で開催される。

 4月10日からスマートフォンを活用した非接触型の「花と緑のデジタルスタンプラリー」も実施する。マスコットキャラクター「ガーデンベア」と一緒に写真が撮れる「ガーデンベアフォトスポット」を6カ所以上巡ると、ガーデンベアグッズなどのプレゼントがもらえる。よこはまコスモワールド大観覧車「コスモクロック21」は、サクラ、チューリップ、バラと、開催期間中見頃の花を表現したFlowerイルミネーションの演出を行う。

 また、5月3日から6月13日に山下公園、港の見える丘公園、横浜山手西洋館、アメリカ山公園、横浜イングリッシュガーデン、八景島バラ園ほか市内各所で「横浜ローズウィーク」が開催される。

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