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横浜高島屋増床「フーディーズポート」 フードペアリングバーや百貨店商材を扱うコンビニも

旧ダイヤモンド地下街だった横浜駅に近い部分に増床。駅周辺のオフィスワーカーや、コロナ禍で早く買い物を済ませたいという客のニーズに沿うように改装。本館エリア「Foodies’Port1」、地下街エリアを「Foodies’Port2」と改称する。

旧ダイヤモンド地下街だった横浜駅に近い部分に増床。駅周辺のオフィスワーカーや、コロナ禍で早く買い物を済ませたいという客のニーズに沿うように改装。本館エリア「Foodies’Port1」、地下街エリアを「Foodies’Port2」と改称する。

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 横浜高島屋(横浜市西区南幸1)の地下食品フロアが増床、12月11日に「Foodies‘s Port(フーディーズポート)」としてオープンする。「ライブ感・トレンド感のある売り場」を目指す。

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 同フロアは2019年秋から改装を進め、4段階の改装を経て、2021年3月には約1.5倍(2019年8月比)の面積に拡大する。第3期となる今回の改装では、スイーツ、酒、食品売り場を拡充したほか、横浜駅周辺の環境の変化やコロナ禍における消費スタイルの変化に合わせた食のセレクトショップ「hama-pla(ハマプラ)」をオープンし、新たな需要を喚起する。

 「hama-pla」は、百貨店商材を1つから購入できるコンビニエンスストア。レジ脇に「華正樓」の肉まんや「勝烈庵」のカツなど、横浜の名店の味が気軽に味わえるホットスナックコーナーを設置するほか、ベーカリー専門店が焼くこだわりのパンを常時約45種類、セルフドリンクコーナーでは有名ロースター監修のコーヒーやスムージーなど約30種類を用意する。また、台上に並べた商品を自動で識別して決済が可能な設置型AIレジも導入する。

 「誰かに食べてもらいたい」と思わせる洋菓子をそろえた洋菓子売り場「スウィーツマーケット」には日本初6ブランド、百貨店初4ブランド、横浜地区初4ブランドを含む全17ブランドが登場する。

 和洋酒売り場は「発見・楽しい・伝える」をコンセプトに、面積を約2倍(2019年8月比)に拡大。酒ソムリエ赤星慶太氏が監修したフードペアリングバー「BAY-ya(ベイヤ)」では、日本酒と合わせた料理を用意する。「試し楽しめるバー」として食品業界初となるAI技術を用いた香りと言葉の変換システム「KAORIUM」を導入し、香りと味わいから組み合わせた約40種の日本酒と料理のペアリングを提供する。

 飲む米ぬかやスムージーなどを販売する米ぬか専門店「0.6 RICE BRAN OIL(0.6 ライスブランオイル)」、テイクアウトコーナーを併設するコーヒー専門店「COFFEE BEANS Cle de YOKOHAMA(コーヒービーンズ クレ ド ヨコハマ)」、シンガポールで創業した世界屈指のラグジュアリーティーブランド「TWG Tea」もオープンする。

 青木和宏店長は「今回の改装は4段階の中の3期目で、出来立て・作り立てなどライブ感を重視した新ブランドの展開や百貨店初のコンビニなど新たなチャレンジだった。4期ではベーカリー売り場を拡充し、日本最大級のデパ地下が完成する予定なので楽しみにしていてほしい」と話す。

 営業時間は「Foodies’ Port1」(本館エリア)=10時~20時、「Foodies’ Port2」(地下街エリア)=10時~21時、「hama-pla(ハマプラ)」=8時~21時(平日)、10時~21時(土日祝)。

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