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日本大通り実行委員会が「寄付月間」の最優秀賞受賞 寄付文化の創造に貢献

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 寄付文化創造する「寄付月間」の企画大賞の表彰式が7月16日、神奈川県住宅供給公社(横浜市中区日本大通)の多機能拠点「Kosha33」で行われ、最優秀賞に選ばれた寄付月間2019@日本大通り実行委員会にトロフィーが贈呈された。

最優秀賞トロフィーは津軽の金山焼

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 寄付月間は、寄付文化を創造することを目的に、2015(平成27)年から12月の1カ月間、全国で行われるNPO、大学、企業などが行う寄付に関する企画の情報発信や協力を行うもので、2019(令和元)年には176企画が参加した。主催は寄付月間推進委員会。

 Kosha33に拠点を置くライフデザインラボは、市内の10団体と共に実行委員会を設立し、2019年12月に横浜で寄付月間公式認定企画「寄付でつなぐ未来へのバトン~多様な子どもたちへ多様な未来を~」を開催するなど、寄付文化を社会に広めるための取り組みを行ってきた。

 「日本に寄付文化を根付かせたい。社会のために活動する市民を増やしたい」という思いのもと、ライフデザインラボの持つネットワークをいかし、寄付月間の認知を高める展示活動や複数のワークショップを実施し、幅広い層に対して寄付月間への参加を促した点が評価され、最優秀賞を受賞した。

 新型コロナウイルスの影響で遅れていた表彰式を、受賞団体である実行委員会が自ら開催し、寄付月間事務局から岩元暁子さんと、日本大通実行委員会の丸山伊津紀実行委員長が登壇した。式の様子は、会場からオンライン配信を行い、一般にも向けて生中継を行った。

 寄付月間事務局の岩元さんは「ここまで5年で成長できたのは皆さんのおかげだと感じている、日本大通り実行委員会さんのようにさまざまな団体をつないで、長期にわたる活動が今回の賞につながったと考えます」と話した。

 丸山さんは「金色のトロフィーを想像していたが、津軽の金山焼のトロフィーに驚きを感じた。自分の団体で2016年から取り組んできた。2018年からライフデザインラボさんが賛同してくださり、『できない理由を考えない』姿勢に何度も助けられました」と話す。

 実行委員会に参加するのは、認定NPO法人地球学校、Kosha33ライフデザインラボ、一般社団法人ユースクラシック、ライフドック横浜、NPO法人Sharing Caring Culture、NPO法人日本補助犬情報センター、NPO法人森ノオト、NPO法人アクションポート横浜、てらこやみなとみらい、たべるをたのしく+AS muffin、リレー・フォ・ライフ・ジャパン横浜実行委員会

同委員会は今年も8月から寄付月間に向け、協力団体への説明会をオンラインを含め検討している。

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