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桜木町の汽車道沿にロープウエー、2020年度末の開業目指す

「YOKOHAMA AIR CABIN」(仮称)完成時の景観イメージ (横浜市提供)

「YOKOHAMA AIR CABIN」(仮称)完成時の景観イメージ (横浜市提供)

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 「よこはまコスモワールド」の運営を手掛ける泉陽興業(大阪市浪速区)が12月6日、「桜木町駅と新港ふ頭とを結ぶロープウエー」事業の実施に向け横浜市と事業実施協定を締結した。

延長約630メートルのロープウエー概要(横浜市提供)

 事業計画によると、「YOKOHAMA AIR CABIN」(仮称)と名付け、停留所は桜木町駅と新港ふ頭(ワールドポータースの手前)との2カ所に設置。運行予定ルートは2停留場を結ぶ延長約630メートルで、汽車道よりやや南側の海の上空を移動する形となる。支柱は地上に2基、海上に3基、最大の高さはおよそ40メートルで、ゴンドラは8人乗り36基を予定している。

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 横浜市都市整備局は2015年2月、民間から都心臨海部の回遊性を高めるための多彩な交通提案を募集した。応募があった11件のうち9法人等の提案について協議を開始しているが、このロープウエー構想はその一つに当たる。常設都市型ロープウエーとしては日本初となり、施設全体の演出照明計画には横浜ベイブリッジのライトアップなども手掛け、今年度の文化功労者に選ばれた照明デザイナー、石井幹子さんを迎える。

 実施に当たっては官民連携の形で、整備と運営等にかかる費用は提案者である泉陽興業の負担となる。上記9提案のうち、京浜急行電鉄によるオープントップバスは4月、すでに実現し、都心臨海部などを回遊している。ロープウエー事業は、開業すれば2件目の現実化した提案となる。

 当初、泉陽興業は、ロープウエーの完成予定を東京オリンピック・パラリンピックのある2020年8月以前としていた。しかし設計段階で支柱の配置予定場所にみなとみらいに熱供給をするための地中埋設管が見つかったことや、オリンピック前に建設需要が高まっており必要な建材の調達に時間がかかることなどから、9月の時点で完成予定を2020年度末へと見直した。

 横浜市都市整備局の担当者は「市民の声を聞きながら、しっかりとした良いものになるように事業者と共に取り組んでいきたい」と実現に向け意欲を見せる。市はこのほかに、横浜駅から山下ふ頭をつなぐロープウエーの運行ルートについても、他の民間業者と共に実現可能性を探る基礎調査を進めている。

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