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ギリシャの太陽光から五輪聖火を採火 横浜市内の聖火リレーは7月1日

写真提供:東京2020 / 共同通信社

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 3月12日、ギリシャの古代五輪の舞台であるオリンピアの太陽光から五輪の聖火が採火された。聖火は20日に宮城県にある航空自衛隊松島基地に到着し、宮城県・岩手県・福島県で「復興の火」として2日間ずつ展示され、26日に福島県を出発する。開会式が行われる7月24日までの121日間(移動日を含む)にわたって日本全国を回る。

神奈川県 聖火リレーの日程とコース

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 聖火リレーの出発地となる福島県での聖火ランナーは310人。うち横浜市にゆかりのあるランナーは、金沢区出身でサッカー元日本女子代表の矢野喬子さんや、ミス横浜の経験があり現在は日本航空の客室乗務員の伊東由利子さんなどがいる。

 神奈川県は43番目の県となり、6月29日~7月1日に聖火リレーが行われる。29日は箱根町を出発し、伊勢原市、小田原市、大磯町、平塚市、茅ケ崎市を回り、藤沢市の辻堂神台公園に到着。30日は三浦市を出発し、横須賀市、鎌倉市、海老名市、厚木市を回り、相模原市の橋本公園に到着。最終日の7月1日は川崎市から出発し、横浜市内を回り、横浜赤レンガ倉庫が県内の聖火リレーのゴールとなる。

 神奈川のランナーは、箱根町を走るロス五輪金メダリスト具志堅幸司さん(63)、藤沢市を走る茅ヶ崎市出身の俳優の加山雄三さん(82)、鎌倉市を走るバレーダンサーの上野水香さん(42)、川崎市を走る横浜DeNAベイスターズの監督アレックスラミレスさん(45)など278人。「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏さん(23)、玉井詩織さん(24)、高城れにさん(26)はグループランナーとして3人で川崎市を走る。

 横浜市内を走るランナーには、ラグビーW杯日本代表の稲垣啓太さん(29)、女優の草笛光子さん(86)、宝塚歌劇団雪組のトップスター望海風斗さん、バイオリニストの千住真理子さん(57)、横浜市在住の中学2年生宇野綾香さん(14)などが発表されている。(年齢は3月9日時点)

 内閣の新型コロナウイルス感染症対策本部は3月4日、聖火リレー実施における新型コロナウイルス感染症対策の基本的な考え方を発表した。聖火ランナーや観客、運営に関わるスタッフに新型コロナウイルス感染症が広がらないための適切かつ必要な対応をしながら行う。個別の実施形態については、聖火リレーを実施する当該都道府県の感染状況等を踏まえて検討し、具体的な実施方法は、当該都道府県における実施日の遅くとも1週間前に決定する。

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