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横浜で生きづらさを感じる児童・生徒がミュージカル公演

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10~20代までの不登校・引きこもりなど生きづらさを感じている児童・生徒が演劇に取り組むプロジェクト「M6 MUSICAL ACT(エムシックスミュージカルアクト)」が12月21日、
ナイトシンクヨコハマ(横浜市中区新港1)で公演を行う。

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 M6ミュージカルアクトはNPO法人「ヒューマンフェローシップ」(磯子区東町)が不登校・引きこもりなど、生きづらさを感じている児童・生徒を対象に10月から募集を行った。ヒューマンフェローシップは1989(平成元)年より若者の就労支援や障がい者就労自立支援を行ってきており、その事業の一環としてミュージカルに取り組む。役者だけではなく、音響・照明・大道具なども募集し、週3回の練習を行ってきた。

 ミュージカルを支えるスタッフとして、金森克雄さん(演出)、おどるなつこさん(ダンス・振り付け)、大和田千弘(音楽監督)、佐山 智英さん(音楽演出)、いとうすずのさん(音楽演出助手)、管谷孝介さん(歌・発声)が児童・生徒をサポートする。

演出を手掛ける金森さんは「人間の営みを支援し、共に生き、共に成長する。これが私たちのテーマです。貴方の周りに必ずいる若者たちの理解しづらい行動、自己表現が苦手で誤解され、傷つき、引きこもるか、病気に逃げ込むしかない彼らが成長した演技を見てほしい」と話している。

 22日にはヒューマンフェローシップを統括するK2インターナショルのクリスマスフェスタ会場(磯子区東町15-32-6F)で生演奏で公演を行う。

 公演時間18時10分から無料。

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