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旧東急東横線跡地を遊歩道として整備 ピクニックの実証実験

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 旧東急東横線の線路で供用がはじまった遊歩道で、初の試みとして「ピクニックの実証実験」を9月24日、横浜市都市整備局都市デザイン室が行った。

隣を走る電車と一緒に写真も撮れる

 東急東横線の横浜駅と桜木町駅間の跡地整備事業は、横浜市道路局が進めている。みなとみらい線と東急東横線との相互直通運転により、東急東横線の東白楽駅~横浜駅間は地下化され、2004(平成16)年に横浜駅~桜木町駅間は廃線となった。

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 遊歩道としての供用は、桜木町駅から紅葉坂までの約140メートル。横浜市は、横浜都心部における回遊性の向上と地域を活性化するため、遊歩道として再生・整備を進め、東横線桜木町駅舎跡の整備と合わせ、7月16日に桜木町駅西口広場とともにオープンした。

 横浜市は、廃線となった桜木町駅から横浜間の約1.4キロの線路を、2008(平成20)年~2009(平成21)年度に工事し、構造物の補修や耐震工事含む補強工事を終え、2012(平成24)年~2013(平成25)年度に桜木町駅舎・高架構造物を解体した。東白楽駅から横浜駅間の線路跡は、2011(平成23)年4月に「東横フラワー緑道」として整備された。

 実証実験にはランドスケープデザイン(空間設計)を担当したスタジオゲンクマガイ(中区山下町82)が協力し、コーヒーのサービスやヨガの体験レッスンなどを行った。遊歩道の隣を走るJR線を間近に見えるスポットもあり、鉄道と一緒に写真を撮る人も見かけられた。普段は人通りの少ない空間に約150人が参加した。

 ピクニックを企画した同室長の梶山祐実さんは「空間を知ってもらうことをはじめ、多くの人に来ていただきたい。未整備区間についてはすぐには難しいが、来年のオリンピックパラリンピックに合わせて、見せる空間としては整備を進めていきたい」と話す。

 横浜市道路局では2021(令和3)年までに整備事業を終える予定。

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